PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第96問

臨床心理学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第96問(臨床心理学)の正答は 4 です。双極性障害は遺伝の関与が大きく、一卵性双生児での罹患一致率が高い。

問題
双極性障害と比較した場合のうつ病の特徴はどれか。
  1. 1. 有病率が低い。
  2. 2. 平均初発年齢が低い。
  3. 3. 有病率の男女差が小さい。
  4. 4. 一卵性双生児の罹患一致率が低い。 ✓
  5. 5. 状況要因が誘因となって発症することが少ない。

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.5%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 一卵性双生児の罹患一致率が低い。

双極性障害は遺伝の関与が大きく、一卵性双生児での罹患一致率が高い。うつ病(単極性)は双極性障害と比べると遺伝の関与が小さく、一卵性双生児の罹患一致率は低い。


【各選択肢の解説】

1. 有病率が低い。
❌ 誤り。うつ病はありふれた疾患である。正しくはうつ病の有病率は双極性障害より高い。
2. 平均初発年齢が低い。
❌ 誤り。双極性障害は20歳代前後の若い時期に発症することが多い。正しくはうつ病の平均初発年齢は双極性障害より高い。
3. 有病率の男女差が小さい。
❌ 誤り。うつ病は女性が男性の約2倍とされる。正しくはうつ病は男女差が大きく、男女差が小さいのは双極性障害の方である。
4. 一卵性双生児の罹患一致率が低い。
✅ 正しい(=正答)。遺伝子をほぼ共有する一卵性双生児でも両方が発症する割合は、遺伝の関与が大きい双極性障害より、うつ病の方が低い。うつ病では環境要因の比重が相対的に大きいことを示す。
5. 状況要因が誘因となって発症することが少ない。
❌ 誤り。うつ病は死別・転職・転居などのライフイベントや心理社会的ストレスをきっかけに発症することが多い。正しくは状況要因が誘因となって発症することが多い。

【試験対策ポイント】

うつ病双極性障害
有病率高い低い
男女差大きい(女性に多い)小さい
初発年齢高め若い
遺伝の関与・双生児一致率小さい・低い大きい・高い
状況要因の誘因多い少ない
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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