PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午後 第1問

理学療法評価学第52回午後

第52回 理学療法士国家試験 午後 第1問(理学療法評価学)の正答は 2 です。下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)は、立脚中期から立脚終期にかけて下腿の前傾を遠心性に制動し、踵離地から蹴り出しで最大になる。

問題
健常成人の平地歩行時の下肢筋活動を図に示す。下腿三頭筋の筋活動に相当するのはどれか。
第52回午後第1問 図
  1. 1. ①
  2. 2. ② ✓
  3. 3. ③
  4. 4. ④
  5. 5. ⑤

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — ②

下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)は、立脚中期から立脚終期にかけて下腿の前傾を遠心性に制動し、踵離地から蹴り出しで最大になる。遊脚期はほぼ休止する。図で「立脚中期から漸増し、立脚相の終わり近くで山、遊脚相は0」という形をとるのは②だけである。


【各選択肢の解説】

1. ①
❌ 誤り。山が立脚相のごく初め(荷重応答期)にあり、遊脚相の終わりにも活動が立ち上がる。正しくは、立脚初期に働く筋の波形で、立脚終期に山をもつ下腿三頭筋の形ではない。
2. ②
✅ 正しい。立脚中期から活動が増え、立脚相の終わり近くで最大、遊脚相では活動がない。踵離地〜蹴り出しで足関節を底屈させる下腿三頭筋の波形に一致する。
3. ③
❌ 誤り。踵接地直後と、立脚相の終わりから遊脚初期にかけての2か所に山がある。正しくは、接地直後の底屈を遠心性に制御し、遊脚期に足関節を背屈させる前脛骨筋の典型的な波形である。
4. ④
❌ 誤り。山が踵接地直後にあり、遊脚相の終わりに向けて再び活動が増える。正しくは、遊脚終期から立脚初期に働く筋の波形で、立脚終期に山をもつ下腿三頭筋とは時期が逆である。
5. ⑤
❌ 誤り。最大の山は立脚初期にあり、立脚相の終わりの山は小さい。正しくは、立脚初期に主に働く筋の波形で、立脚終期で最大になる下腿三頭筋の形ではない。

【試験対策ポイント】

波形は「山がどの相にあるか」と「遊脚相で休むか」の2点で読む。

筋主な活動時期
下腿三頭筋立脚中期〜立脚終期(踵離地前後で最大)。遊脚相は休止
前脛骨筋踵接地直後(遠心性)と遊脚期(背屈)
  • 下腿三頭筋は「蹴り出しの筋」。山が立脚相の後半にあり、遊脚相に入ると0になる波形を選ぶ
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