第52回 理学療法士国家試験 午後 第58問
解剖学第52回午後
第52回 理学療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 3 です。胃は入口の噴門、噴門より上に膨らむ胃底、本体の胃体、出口側の幽門部に分かれる。
問題
胃の解剖について正しいのはどれか。
- 1. 胃底は胃の下方をいう。
- 2. 胃の左縁を小弯という。
- 3. 食道と胃の境に噴門が位置する。 ✓
- 4. 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
- 5. 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.9%標準
56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 食道と胃の境に噴門が位置する。
胃は入口の噴門、噴門より上に膨らむ胃底、本体の胃体、出口側の幽門部に分かれる。右上の短い縁が小弯、左下の長い縁が大弯である。噴門は食道が胃に移行する部位である。
【各選択肢の解説】
1. 胃底は胃の下方をいう。
❌ 誤り。名前に反して胃底は胃の最も下の部分ではない。正しくは噴門より上方(左上)に膨らむ部分で、立位ではガスがたまりやすい。
❌ 誤り。名前に反して胃底は胃の最も下の部分ではない。正しくは噴門より上方(左上)に膨らむ部分で、立位ではガスがたまりやすい。
2. 胃の左縁を小弯という。
❌ 誤り。小弯と大弯の位置が逆である。正しくは胃の右上縁が小弯、左下縁が大弯である。
❌ 誤り。小弯と大弯の位置が逆である。正しくは胃の右上縁が小弯、左下縁が大弯である。
3. 食道と胃の境に噴門が位置する。
✅ 正しい。噴門は食道から胃への入口である。この部位の食道下端には下部食道括約筋の働きがあり、胃内容の食道への逆流を防いでいる。
✅ 正しい。噴門は食道から胃への入口である。この部位の食道下端には下部食道括約筋の働きがあり、胃内容の食道への逆流を防いでいる。
4. 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
❌ 誤り。肝胃間膜(小網の一部)が付くのは小弯である。正しくは小弯が肝胃間膜で肝臓とつながり、大弯には大網や胃脾間膜が付く。
❌ 誤り。肝胃間膜(小網の一部)が付くのは小弯である。正しくは小弯が肝胃間膜で肝臓とつながり、大弯には大網や胃脾間膜が付く。
5. 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。
❌ 誤り。幽門前庭にあるのは主に粘液を分泌する幽門腺で、ガストリンを分泌するG細胞もここにある。正しくは胃酸(塩酸)を分泌する壁細胞は胃底腺に多く、胃底腺は胃底と胃体に分布する。
❌ 誤り。幽門前庭にあるのは主に粘液を分泌する幽門腺で、ガストリンを分泌するG細胞もここにある。正しくは胃酸(塩酸)を分泌する壁細胞は胃底腺に多く、胃底腺は胃底と胃体に分布する。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 特徴 |
|---|---|
| 噴門 | 食道からの入口 |
| 胃底 | 噴門より上方の膨らみ |
| 小弯(右上縁) | 肝胃間膜(小網)で肝臓とつながる |
| 大弯(左下縁) | 大網・胃脾間膜が付く |
| 胃底腺(胃底・胃体) | 壁細胞=塩酸、主細胞=ペプシノゲン |
| 幽門腺(幽門部) | 粘液、G細胞=ガストリン |
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