PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午後 第75問

病理学概論第52回午後

第52回 理学療法士国家試験 午後 第75問(病理学概論)の正答は 1 です。神経疾患を感染・変性・脱髄・代謝・循環などの病因で分類させる問題である。

問題
疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. Creutzfeldt Jakob病 ─── 感染性疾患 ✓
  2. 2. Parkinson病 ─── 脱髄疾患
  3. 3. 肝性脳症 ─── 神経変性疾患
  4. 4. 正常圧水頭症 ─── 血行障害
  5. 5. 多発性硬化症 ─── 腫瘍性疾患

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.9%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — Creutzfeldt Jakob病 ─── 感染性疾患

神経疾患を感染・変性・脱髄・代謝・循環などの病因で分類させる問題である。Parkinson病(変性)と多発性硬化症(脱髄)の入れ替えがひっかけになっている。


【各選択肢の解説】

1. Creutzfeldt Jakob病 ─── 感染性疾患
✅ 正しい。Creutzfeldt-Jakob病は異常プリオン蛋白が脳に蓄積して神経細胞が壊れる疾患で、移植片や医療器具を介して伝わることがあるため、プリオン病として感染性疾患に分類される。
2. Parkinson病 ─── 脱髄疾患
❌ 誤り。Parkinson病は中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落する疾患である。正しくは神経変性疾患。脱髄疾患は多発性硬化症などである。
3. 肝性脳症 ─── 神経変性疾患
❌ 誤り。肝性脳症は肝機能の低下でアンモニアなどの有害物質が処理されず、脳の機能が障害される状態である。正しくは代謝性の脳症。
4. 正常圧水頭症 ─── 血行障害
❌ 誤り。正常圧水頭症は髄液の循環・吸収が障害されて脳室が拡大する疾患で、歩行障害・認知障害・尿失禁を示す。正しくは髄液の循環障害である。
5. 多発性硬化症 ─── 腫瘍性疾患
❌ 誤り。多発性硬化症は中枢神経の髄鞘が自己免疫的に壊れ、再発と寛解を繰り返す疾患である。正しくは脱髄疾患。

【試験対策ポイント】

疾患分類
Creutzfeldt-Jakob病感染性(プリオン病)
Parkinson病神経変性疾患
多発性硬化症脱髄疾患
肝性脳症代謝性脳症
正常圧水頭症髄液循環障害
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