第53回 理学療法士国家試験 午前 第1問
理学療法評価学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第1問(理学療法評価学)の正答は 4 です。Duchenne歩行は、立脚側の股関節外転筋の筋力低下や股関節痛を、体幹を立脚側へ傾けて代償する跛行である。
問題
68歳の女性。変形性股関節症。発症して10年が経過し、右人工股関節全置換術を施行することとなった。術前評価として歩行分析を行ったところ、右立脚期にDuchenne歩行が観察された。この患者に行う検査として重要度が低いのはどれか。
- 1. 筋力検査
- 2. 形態計測
- 3. 疼痛検査
- 4. 反射検査 ✓
- 5. 関節可動域検査
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.5%標準
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 反射検査
Duchenne歩行は、立脚側の股関節外転筋の筋力低下や股関節痛を、体幹を立脚側へ傾けて代償する跛行である。原因は筋力・疼痛・可動域・脚長といった股関節局所にあり、神経障害を疑う所見ではないので、反射検査の重要度が最も低い。
【各選択肢の解説】
1. 筋力検査
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。Duchenne歩行の主な原因は中殿筋など股関節外転筋の筋力低下で、術前に外転筋力を評価しておく必要がある。
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。Duchenne歩行の主な原因は中殿筋など股関節外転筋の筋力低下で、術前に外転筋力を評価しておく必要がある。
2. 形態計測
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。変形性股関節症では骨頭の変形・亜脱臼で脚長差が生じやすく、跛行の要因になる。脚長・周径の計測は術前評価に欠かせない。
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。変形性股関節症では骨頭の変形・亜脱臼で脚長差が生じやすく、跛行の要因になる。脚長・周径の計測は術前評価に欠かせない。
3. 疼痛検査
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。股関節痛を避けるために体幹を立脚側へ傾けて関節にかかる負担を減らすこともDuchenne歩行の要因で、疼痛の部位・程度の評価は必要である。
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。股関節痛を避けるために体幹を立脚側へ傾けて関節にかかる負担を減らすこともDuchenne歩行の要因で、疼痛の部位・程度の評価は必要である。
4. 反射検査
✅ 正しい(=正答)。腱反射は中枢神経・末梢神経の障害をみる検査で、関節疾患である本症の跛行の原因評価には直接結びつかないため、重要度が低い。
✅ 正しい(=正答)。腱反射は中枢神経・末梢神経の障害をみる検査で、関節疾患である本症の跛行の原因評価には直接結びつかないため、重要度が低い。
5. 関節可動域検査
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。変形性股関節症では屈曲拘縮や外転・内旋制限が生じ、歩容や術後の目標設定に関わるため、股関節のROMは必ず測る。
❌ 誤り。正しくは重要度が高い。変形性股関節症では屈曲拘縮や外転・内旋制限が生じ、歩容や術後の目標設定に関わるため、股関節のROMは必ず測る。
【試験対策ポイント】
| 跛行 | 立脚期の所見 | 主な原因 |
|---|---|---|
| Duchenne歩行 | 体幹を立脚側へ傾ける | 股関節外転筋の筋力低下・股関節痛 |
| Trendelenburg徴候 | 遊脚側の骨盤が下がる | 立脚側の股関節外転筋の筋力低下 |
- 変形性股関節症の術前評価の柱は筋力・ROM・疼痛・脚長(形態計測)
- 神経疾患の合併を疑う所見がなければ、反射検査の優先度は下がる
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「評価・検査」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)