PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第26問

理学療法評価学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第26問(理学療法評価学)の正答は 1 です。ROM測定では運動方向が含まれる「面」を基準軸・移動軸で測る。

問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で前額面上の角度を測定するのはどれか。
  1. 1. 肩甲帯挙上
  2. 2. 肩内旋
  3. 3. 膝伸展
  4. 4. 頸部屈曲
  5. 5. 胸腰部回旋

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 肩甲帯挙上

ROM測定では運動方向が含まれる「面」を基準軸・移動軸で測る。肩甲帯挙上・下制は体幹(前額面)上での上下運動なので、前額面上の角度を測定する。


【各選択肢の解説】

1. 肩甲帯挙上
✅ 正しい。肩甲帯の挙上・下制は前額面上での上下方向の運動で、前額面で角度を測定する。
2. 肩内旋
❌ 誤り。肩内外旋は肘90°屈曲位で前腕を指標とし、水平面上の回旋運動として測定する。
3. 膝伸展
❌ 誤り。膝屈曲・伸展は下腿の前後方向の運動で、矢状面上の角度を測定する。
4. 頸部屈曲
❌ 誤り。頸部屈曲・伸展は頭部の前後屈で、矢状面上の角度を測定する。
5. 胸腰部回旋
❌ 誤り。体幹の回旋は座位で行い、水平面上の回旋運動として測定する。

【試験対策ポイント】

運動面と測定の対応を整理する。矢状面=屈曲・伸展、前額面=外転・内転や挙上・下制(側方の上下運動)、水平面=回旋・水平内外転。肩甲帯の挙上は数少ない前額面測定で、頸部屈曲(矢状面)との対比で問われやすい。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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