PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第27問

理学療法評価学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第27問(理学療法評価学)の正答は 3 です。Danielsらの肩MMTでは、抗重力位での測定(段階3以上)か重力除去位(段階2)かで肢位が決まる。

問題
Danielsらの肩関節の徒手筋力テストにおける段階と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 屈曲の段階2 ―――――― 背臥位
  2. 2. 伸展の段階3 ―――――― 座位
  3. 3. 外旋の段階4 ―――――― 座位
  4. 4. 水平内転の段階2 ――― 腹臥位
  5. 5. 水平外転の段階2 ――― 側臥位

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 外旋の段階3 ―― 座位

Danielsらの肩MMTでは、抗重力位での測定(段階3以上)か重力除去位(段階2)かで肢位が決まる。外旋の段階4は抗重力位の腹臥位が標準だが、座位(または腹臥位)で行われ、選択肢の中では座位が妥当とされる。


【各選択肢の解説】

1. 屈曲の段階2 ―― 背臥位
❌ 誤り。屈曲の段階2(重力除去位)は側臥位で行う。背臥位では重力が抵抗になる。
2. 伸展の段階3 ―― 座位
❌ 誤り。伸展の抗重力位(段階3以上)は腹臥位で行う。
3. 外旋の段階4 ―― 座位
✅ 正しい。外旋の抗重力位測定は腹臥位ないし座位で行い、段階4は抵抗を加えて判定する。
4. 水平内転の段階2 ―― 腹臥位
❌ 誤り。水平内転・外転の重力除去位(段階2)は座位で前腕を支持台にのせて行う。
5. 水平外転の段階2 ―― 側臥位
❌ 誤り。水平外転の段階2も座位(支持面上の水平運動)で行う。

【試験対策ポイント】

MMTは「段階3以上=抗重力位」「段階2=重力除去位(運動面を水平にする)」が大原則。肩屈曲・外転は段階2で側臥位、水平内外転は段階2で座位、というように重力を除く向きを考えると肢位が導ける。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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