PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第53問

解剖学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第53問(解剖学)の正答は 4 です。外側腋窩隙(四角間隙)は、後方から見て上=小円筋・下=大円筋・内側=上腕三頭筋長頭・外側=上腕骨外科頸で囲まれる隙間で、腋窩神経と後上腕回旋動脈が通る。

問題
外側腋窩隙を構成する筋はどれか。
  1. 1. 棘上筋
  2. 2. 棘下筋
  3. 3. 広背筋
  4. 4. 大円筋 ✓
  5. 5. 肩甲下筋

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 69%やさしい

42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 大円筋

外側腋窩隙(四角間隙)は、後方から見て上=小円筋・下=大円筋・内側=上腕三頭筋長頭・外側=上腕骨外科頸で囲まれる隙間で、腋窩神経と後上腕回旋動脈が通る。


【各選択肢の解説】

1. 棘上筋
❌ 誤り。棘上筋は肩甲骨の棘上窩から大結節に付き、腋窩隙より上にある。正しくは、外側腋窩隙の上縁は小円筋。
2. 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は小円筋のさらに上方を走る。正しくは、上縁をつくるのはその下にある小円筋。
3. 広背筋
❌ 誤り。広背筋は大円筋とともに腋窩の後壁をつくるが、外側腋窩隙の縁とはされない。正しくは、下縁は大円筋。
4. 大円筋
✅ 正しい。大円筋は外側腋窩隙と内側腋窩隙(三角間隙)に共通の下縁となる。
5. 肩甲下筋
❌ 誤り。肩甲下筋は肩甲骨前面から小結節に付く腱板の筋で、構成筋としては一般に挙げられない(前方から見た上縁に含める成書もあり、文献により扱いが分かれる)。正しくは、後方から見た上縁は小円筋。

【試験対策ポイント】

間隙上下内側外側通るもの
外側腋窩隙(四角)小円筋大円筋上腕三頭筋長頭上腕骨外科頸腋窩神経・後上腕回旋動脈
内側腋窩隙(三角)小円筋大円筋—上腕三頭筋長頭肩甲回旋動脈

外側腋窩隙での腋窩神経の圧迫は三角筋・小円筋の麻痺につながる。

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