第53回 理学療法士国家試験 午前 第58問
解剖学第53回午前
第53回 理学療法士国家試験 午前 第58問(解剖学)の正答は 5 です。右主気管支は左に比べて太く・短く・垂直に近いため、誤嚥した異物は右に入りやすい特徴があります。
問題
呼吸器の解剖について正しいのはどれか。
- 1. 細気管支には軟骨がある。
- 2. 胸膜腔は吸気時に拡大する。
- 3. 肺の栄養血管は肺動脈である。
- 4. 肺尖は鎖骨と同じ高さに位置する。
- 5. 右主気管支は左主気管支よりも短い。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 右主気管支は左主気管支よりも短い
右主気管支は左に比べて太く・短く・垂直に近いため、誤嚥した異物は右に入りやすい特徴があります。
【各選択肢の解説】
1. 細気管支には軟骨がある。
❌ 誤り。気管支壁の軟骨は末梢に向かって減少し、細気管支には軟骨がありません。
❌ 誤り。気管支壁の軟骨は末梢に向かって減少し、細気管支には軟骨がありません。
2. 胸膜腔は吸気時に拡大する。
❌ 誤り。胸膜腔は臓側・壁側胸膜の間の閉鎖された潜在的腔で、容積はほぼ一定。拡大するのは肺胞・胸郭です。
❌ 誤り。胸膜腔は臓側・壁側胸膜の間の閉鎖された潜在的腔で、容積はほぼ一定。拡大するのは肺胞・胸郭です。
3. 肺の栄養血管は肺動脈である。
❌ 誤り。肺自体を栄養するのは気管支動脈です。肺動脈はガス交換のための機能血管です。
❌ 誤り。肺自体を栄養するのは気管支動脈です。肺動脈はガス交換のための機能血管です。
4. 肺尖は鎖骨と同じ高さに位置する。
❌ 誤り。肺尖は鎖骨より約2〜3cm上方(頸部)に突出します。
❌ 誤り。肺尖は鎖骨より約2〜3cm上方(頸部)に突出します。
5. 右主気管支は左主気管支よりも短い。
✅ 正しい。右は太く短く垂直に近く、異物が入りやすいです。
✅ 正しい。右は太く短く垂直に近く、異物が入りやすいです。
【試験対策ポイント】
肺の二重血管支配=機能血管(肺動脈・肺静脈)と栄養血管(気管支動脈)を区別。気管支動脈は大動脈から分岐。右主気管支が太短く誤嚥しやすい点、細気管支に軟骨・腺がない点が頻出です。
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