PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第59問

解剖学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第59問(解剖学)の正答は 3 です。解剖学的嗅ぎタバコ入れは、母指を伸展すると手関節橈側に現れるくぼみ。

問題
解剖学的"嗅ぎタバコ入れ"で触診できるのはどれか。
  1. 1. 月状骨
  2. 2. 三角骨
  3. 3. 舟状骨 ✓
  4. 4. 小菱形骨
  5. 5. 有頭骨

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60.4%標準

53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 舟状骨

解剖学的嗅ぎタバコ入れは、母指を伸展すると手関節橈側に現れるくぼみ。橈側を長母指外転筋・短母指伸筋の腱、尺側を長母指伸筋の腱が囲み、底に舟状骨を触れ、橈骨動脈が通る。


【各選択肢の解説】

1. 月状骨
❌ 誤り。月状骨は近位手根列の中央にあり、手背の中央寄りで触れる。正しくは、嗅ぎタバコ入れで触れるのは舟状骨。
2. 三角骨
❌ 誤り。三角骨は近位手根列の尺側にあり、尺骨茎状突起の遠位で触れる。正しくは、嗅ぎタバコ入れは手関節の橈側にあり、底は舟状骨。
3. 舟状骨
✅ 正しい。嗅ぎタバコ入れの底は舟状骨。ここの圧痛は舟状骨骨折を疑う所見となる。
4. 小菱形骨
❌ 誤り。小菱形骨は遠位手根列で、大菱形骨の尺側・第2中手骨の基部にある。正しくは、嗅ぎタバコ入れの底を作るのは舟状骨(遠位に大菱形骨)。
5. 有頭骨
❌ 誤り。有頭骨は遠位手根列の中央で、第3中手骨の基部の近位にある。正しくは、嗅ぎタバコ入れで触れるのは舟状骨。

【試験対策ポイント】

解剖学的嗅ぎタバコ入れ

  • 橈側の縁:長母指外転筋腱・短母指伸筋腱
  • 尺側の縁:長母指伸筋腱
  • 底:舟状骨(遠位に大菱形骨)
  • 通るもの:橈骨動脈
舟状骨骨折は偽関節・骨壊死を起こしやすく、ここの圧痛が手がかり。

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