PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午後 第80問

臨床心理学第53回午後

第53回 理学療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 5 です。精神療法は、話を聴いて気づきや成長を促すもの(洞察的・支持的なもの)と、練習や課題を通して行動を変えていく訓練療法に分けて整理される。

問題
訓練療法でないのはどれか。
  1. 1. 森田療法
  2. 2. シェイピング
  3. 3. 認知行動療法
  4. 4. 系統的脱感作法
  5. 5. 来談者中心療法 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 25%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 来談者中心療法

精神療法は、話を聴いて気づきや成長を促すもの(洞察的・支持的なもの)と、練習や課題を通して行動を変えていく訓練療法に分けて整理される。来談者中心療法はRogersが提唱した、受容・共感的理解・自己一致を軸にした非指示的な療法で、訓練によって行動を変えるものではない。


【各選択肢の解説】

1. 森田療法
❌ 誤り。森田療法は不安を「あるがまま」に受け入れながら、絶対臥褥期の後に作業を段階的に課していく。正しくは訓練療法に含まれる。
2. シェイピング
❌ 誤り。シェイピングは目標行動に近い反応を少しずつ強化して形づくるオペラント条件づけの技法である。正しくは訓練療法(行動療法)に含まれる。
3. 認知行動療法
❌ 誤り。認知行動療法は考え方の偏りに気づかせ、課題や練習を通して認知と行動を修正していく。正しくは訓練療法に含まれる。
4. 系統的脱感作法
❌ 誤り。系統的脱感作法はリラクセーションを身につけたうえで、不安の弱い場面から段階的に慣らしていく。正しくは訓練療法(行動療法)に含まれる。
5. 来談者中心療法
✅ 正しい(=正答)。治療者は指示や訓練を行わず、受容と共感でクライエント自身の気づきと成長を支える療法であり、訓練療法ではない。

【試験対策ポイント】

療法中心となる方法訓練療法か
来談者中心療法受容・共感(非指示的)いいえ
森田療法臥褥と段階的な作業はい
系統的脱感作法不安階層に沿った段階的な慣らしはい
シェイピング段階的な強化はい
認知行動療法認知と行動の修正はい
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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