PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第25問

理学療法評価学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第25問(理学療法評価学)の正答は 2 です。段階5の検査は、ふつう運動の最終域(検査肢位)で保持させて抵抗を加える。

問題
関節可動域が正常な患者に対し、Danielsらの徒手筋力テストの段階5の検査で、軽度屈曲位で抵抗を加えるのはどれか。
  1. 1. 肩関節伸展
  2. 2. 肘関節伸展 ✓
  3. 3. 手関節伸展
  4. 4. 股関節伸展
  5. 5. 頸部複合伸展

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 肘関節伸展

段階5の検査は、ふつう運動の最終域(検査肢位)で保持させて抵抗を加える。肘関節伸展は完全伸展位まで伸ばすと関節が骨性にロックされ、筋でなく骨の構造で抵抗に耐えてしまうため、軽度屈曲位で抵抗を加える(Danielsらの徒手筋力検査法)。


【各選択肢の解説】

1. 肩関節伸展
❌ 誤り。軽度屈曲位で抵抗をかける指定はない。正しくは、腹臥位で肩を伸展させた位置で、上腕遠位の後面に抵抗を加える。
2. 肘関節伸展
✅ 正しい。完全伸展位では肘頭が肘頭窩にはまり込んでロックし、上腕三頭筋の力を正しく見られない。そのためロックしない軽度屈曲位で抵抗を加える。
3. 手関節伸展
❌ 誤り。軽度屈曲位では行わない。正しくは、手関節を伸展させた位置で、手背(中手骨の背側)に抵抗を加える。
4. 股関節伸展
❌ 誤り。軽度屈曲位では行わない。正しくは、腹臥位で股関節を伸展させた位置(伸展の最終域)で保持させ、下肢の後面に屈曲方向の抵抗を加える。
5. 頸部複合伸展
❌ 誤り。軽度屈曲位では行わない。正しくは、腹臥位で頸部を伸展させた位置で、後頭部に抵抗を加える。

【試験対策ポイント】

  • 段階5・4の抵抗は、原則として運動の最終域(検査肢位)で加える
  • 伸展でロックする関節(肘関節伸展)は、ロックを避けて軽度屈曲位で抵抗を加える
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