PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第26問

理学療法評価学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第26問(理学療法評価学)の正答は 1 です。FBS(Functional Balance Scale=Berg Balance Scale、最高56点)は点数が高いほどバランス機能が良好です。

問題
検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。
第54回午前第26問 図
  1. 1. FBS 47点→33点
  2. 2. TUG 25秒→9秒
  3. 3. 10m歩行時間 45秒→12秒
  4. 4. 片脚立位時間 10秒→55秒
  5. 5. Functional Reach Test 6cm→20cm

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — FBS 47点→33点

FBS(Functional Balance Scale=Berg Balance Scale、最高56点)は点数が高いほどバランス機能が良好です。47点から33点へ低下しており、バランス機能が悪化したことを示します。他の指標はいずれも改善方向の変化です。


【各選択肢の解説】

1. FBS 47点→33点
✅ 正しい。FBS(BBS)は点数が高いほど良好。47→33点の低下はバランス能力の悪化を意味する。
2. TUG 25秒→9秒
❌ 誤り。Timed Up and Goは所要時間が短いほど良好。25秒→9秒は大幅な改善で、機能向上を示す。
3. 10m歩行時間 45秒→12秒
❌ 誤り。歩行時間は短いほど速く歩けるので良好。45秒→12秒は歩行能力の改善を示す。
4. 片脚立位時間 10秒→55秒
❌ 誤り。片脚立位は保持時間が長いほど良好。10秒→55秒は静的バランスの著明な改善を示す。
5. Functional Reach Test 6cm→20cm
❌ 誤り。FRTは前方リーチ距離が大きいほど良好。6cm→20cmは動的バランスの改善を示す。

【試験対策ポイント】

バランス評価は「点数・距離・時間」が高い/長いほど良いものと、時間が短いほど良いものを区別する。FBS(BBS)・FRT・片脚立位時間は数値が大きいほど良好TUG・歩行時間は短いほど良好。FBSは14項目×0〜4点=56点満点で、45点以下が転倒リスクの目安。TUGは13.5秒以上で転倒リスクありとされる。改善か悪化かは指標の方向性を正しく押さえれば即答できる。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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