第54回 理学療法士国家試験 午前 第37問
内科学・臨床医学第54回午前
第54回 理学療法士国家試験 午前 第37問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。NYHA分類は心不全患者の自覚症状(労作時の疲労・呼吸困難)に基づき重症度をⅠ〜Ⅳの4段階に分類する指標。
問題
NYHA分類で正しいのはどれか。
- 1. 5段階分類である。
- 2. 自覚症状により重症度を分類する。 ✓
- 3. Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
- 4. Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
- 5. Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 自覚症状により重症度を分類する。
NYHA分類は心不全患者の自覚症状(労作時の疲労・呼吸困難)に基づき重症度をⅠ〜Ⅳの4段階に分類する指標。Ⅳ度は安静時にも症状がある最重症である。
【各選択肢の解説】
1. 5段階分類である。
❌ 誤り。NYHA分類はⅠ〜Ⅳの4段階。
❌ 誤り。NYHA分類はⅠ〜Ⅳの4段階。
2. 自覚症状により重症度を分類する。
✅ 正しい。日常労作に伴う疲労・動悸・呼吸困難・狭心痛などの自覚症状を基準に分類する。
✅ 正しい。日常労作に伴う疲労・動悸・呼吸困難・狭心痛などの自覚症状を基準に分類する。
3. Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
❌ 誤り。Ⅰ度は心疾患はあるが通常の日常活動では症状を生じない段階。症状が出るのはⅡ度から。
❌ 誤り。Ⅰ度は心疾患はあるが通常の日常活動では症状を生じない段階。症状が出るのはⅡ度から。
4. Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
❌ 誤り。Ⅱ度は通常の日常活動で症状が出る段階。日常生活以下の軽労作で症状が出るのはⅢ度。
❌ 誤り。Ⅱ度は通常の日常活動で症状が出る段階。日常生活以下の軽労作で症状が出るのはⅢ度。
5. Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。
❌ 誤り。Ⅳ度は安静時にも心不全症状がある最重症。軽労作で症状が増悪する。
❌ 誤り。Ⅳ度は安静時にも心不全症状がある最重症。軽労作で症状が増悪する。
【試験対策ポイント】
NYHA心機能分類(自覚症状ベース・4段階):Ⅰ度=心疾患あるが症状なし/Ⅱ度=通常活動で症状/Ⅲ度=通常以下の軽労作で症状/Ⅳ度=安静時にも症状。客観的指標ではなく自覚症状で分けるのが特徴。「Ⅳ度=安静時症状あり」を覚えれば選択肢5は即否定できる。運動耐容能の客観評価には別途AHA/ACCのStage分類やMETsを用いる。
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