PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第51問

解剖学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第51問(解剖学)の正答は 1・5 です。頸椎には形の特殊な椎骨がある。

問題
頸椎で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 環椎に椎体はない。 ✓
  2. 2. 軸椎に上関節面はない。
  3. 3. 第4頸椎に鉤状突起はない。
  4. 4. 第5頸椎の横突孔は椎骨動脈が貫通しない。
  5. 5. 第7頸椎の棘突起先端は二分しない。 ✓

正答:1・5番

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初回正答率 61.8%標準

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・5番 — 環椎に椎体はない。・第7頸椎の棘突起先端は二分しない。

頸椎には形の特殊な椎骨がある。環椎(C1)は椎体をもたない輪状の骨で、第7頸椎(隆椎)の棘突起は長く先端が二分しない。この2つが正しい。


【各選択肢の解説】

1. 環椎に椎体はない。
✅ 正しい。環椎は前弓と後弓からなる輪状の骨で椎体をもたない。椎体に当たる部分は発生の過程で軸椎の歯突起となる。
2. 軸椎に上関節面はない。
❌ 誤り。正しくは、軸椎には上関節面があり、環椎の下関節面と外側環軸関節をつくる。
3. 第4頸椎に鉤状突起はない。
❌ 誤り。正しくは、鉤状突起は第3〜第7頸椎の椎体上面の外側縁にあり、第4頸椎にも存在する。上の椎体との間にLuschka関節(鉤椎関節)をつくる。
4. 第5頸椎の横突孔は椎骨動脈が貫通しない。
❌ 誤り。正しくは、椎骨動脈は通常第6頸椎から第1頸椎までの横突孔を上行するため、第5頸椎の横突孔も貫通する。
5. 第7頸椎の棘突起先端は二分しない。
✅ 正しい。第2〜第6頸椎の棘突起は先端が二分することが多いが、第7頸椎の棘突起は長く二分しない。体表から触れやすく、椎骨の高さを数える目印になる。

【試験対策ポイント】

椎骨特徴
環椎(C1)椎体・棘突起がない(前弓・後弓)
軸椎(C2)歯突起がある・上関節面がある
C3〜C7鉤状突起がある
C6〜C1椎骨動脈が横突孔を通る
隆椎(C7)棘突起が長く二分しない
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