PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第100問

臨床心理学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第100問(臨床心理学)の正答は 1 です。パニック障害(パニック症)の薬物療法の中心は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬である。

問題
パニック障害の薬物療法で用いられるのはどれか。
  1. 1. 抗うつ薬 ✓
  2. 2. 抗精神病薬
  3. 3. 気分安定薬
  4. 4. 抗てんかん薬
  5. 5. 中枢神経刺激薬

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 20.8%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 抗うつ薬

パニック障害(パニック症)の薬物療法の中心は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬である。発作そのものの予防と予期不安の軽減に使われ、効果が出るまでの間などに抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)を併用することがある。


【各選択肢の解説】

1. 抗うつ薬
✅ 正しい(=正答)。SSRIなどの抗うつ薬は、セロトニン系を介して不安を調整し、パニック発作の再発を予防する効果がある。依存の問題が少なく長期に使えるため、パニック障害の薬物療法の第一選択である。
2. 抗精神病薬
❌ 誤り。抗精神病薬は幻覚・妄想などの精神病症状を抑える薬である。正しくは、統合失調症や躁状態の治療に用いる。
3. 気分安定薬
❌ 誤り。気分安定薬(炭酸リチウムなど)は気分の波を抑える薬である。正しくは、双極性障害の治療に用いる。
4. 抗てんかん薬
❌ 誤り。抗てんかん薬は神経細胞の過剰な興奮を抑えててんかん発作を予防する薬である。正しくは、てんかんの治療に用いる(一部は気分安定薬として双極性障害にも使う)。
5. 中枢神経刺激薬
❌ 誤り。中枢神経刺激薬は覚醒・注意を高める薬で、不安を強めるおそれがある。正しくは、ADHD(注意欠如・多動症)やナルコレプシーの治療に用いる。

【試験対策ポイント】

薬主な対象
抗うつ薬(SSRIなど)うつ病・パニック障害などの不安症・強迫症
抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)不安・パニック発作(補助的・短期)
抗精神病薬統合失調症・躁状態
気分安定薬双極性障害
抗てんかん薬てんかん
中枢神経刺激薬ADHD・ナルコレプシー

パニック障害は薬物療法と認知行動療法を組み合わせる。

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それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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