第54回 理学療法士国家試験 午後 第48問
理学療法評価学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第48問(理学療法評価学)の正答は 1 です。失語のタイプは流暢性・聴覚的理解・復唱の3軸で見分ける。
問題
喚語困難と迂言を呈し、発話は流暢で良好な理解と復唱を特徴とする失語症はどれか。
- 1. 健忘失語 ✓
- 2. 伝導失語
- 3. Wernicke失語
- 4. 超皮質性運動失語
- 5. 超皮質性感覚失語
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 健忘失語
失語のタイプは流暢性・聴覚的理解・復唱の3軸で見分ける。3つとも保たれ、喚語困難と迂言(言いたい語が出ず遠回しに説明する)が前景に立つのが健忘失語(失名詞失語)である。
【各選択肢の解説】
1. 健忘失語
✅ 正しい。発話は流暢で理解・復唱も良好だが、名詞が出にくく「あの、書くもの」のように回りくどく言い換える。障害は喚語に限られる。
✅ 正しい。発話は流暢で理解・復唱も良好だが、名詞が出にくく「あの、書くもの」のように回りくどく言い換える。障害は喚語に限られる。
2. 伝導失語
❌ 誤り。流暢で理解は良好だが、復唱が著しく障害され、音韻性錯語と自己修正(接近行為)が目立つ。正しくは設問の「復唱良好」に合うのは健忘失語。
❌ 誤り。流暢で理解は良好だが、復唱が著しく障害され、音韻性錯語と自己修正(接近行為)が目立つ。正しくは設問の「復唱良好」に合うのは健忘失語。
3. Wernicke失語
❌ 誤り。流暢だが理解・復唱ともに障害され、錯語やジャルゴンが目立つ。正しくは理解良好なのは健忘失語。
❌ 誤り。流暢だが理解・復唱ともに障害され、錯語やジャルゴンが目立つ。正しくは理解良好なのは健忘失語。
4. 超皮質性運動失語
❌ 誤り。理解・復唱は良好だが、発話が非流暢で自発話の開始が困難。正しくは発話が流暢なのは健忘失語。
❌ 誤り。理解・復唱は良好だが、発話が非流暢で自発話の開始が困難。正しくは発話が流暢なのは健忘失語。
5. 超皮質性感覚失語
❌ 誤り。流暢で復唱は良好だが、理解が障害され、意味を理解しないまま繰り返す(反響言語)ことがある。正しくは理解良好なのは健忘失語。
❌ 誤り。流暢で復唱は良好だが、理解が障害され、意味を理解しないまま繰り返す(反響言語)ことがある。正しくは理解良好なのは健忘失語。
【試験対策ポイント】
| タイプ | 流暢性 | 理解 | 復唱 |
|---|---|---|---|
| Broca失語 | 非流暢 | 比較的良好 | 障害 |
| Wernicke失語 | 流暢 | 障害 | 障害 |
| 伝導失語 | 流暢 | 良好 | 障害 |
| 超皮質性運動失語 | 非流暢 | 良好 | 良好 |
| 超皮質性感覚失語 | 流暢 | 障害 | 良好 |
| 健忘失語 | 流暢 | 良好 | 良好 |
復唱が保たれる=超皮質性失語と健忘失語。
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