第54回 理学療法士国家試験 午後 第55問
解剖学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第55問(解剖学)の正答は 3・4 です。下肢の筋の支配神経は、筋のある区画でほぼ決まる(大腿前面=大腿神経、大腿内側=閉鎖神経、下腿前面=深腓骨神経、下腿後面=脛骨神経)。
問題
筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 下双子筋 ── 閉鎖神経
- 2. 短内転筋 ── 坐骨神経
- 3. 縫工筋 ── 大腿神経 ✓
- 4. 前脛骨筋 ── 深腓骨神経 ✓
- 5. 後脛骨筋 ── 総腓骨神経
正答:3・4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.4%標準
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・4番 — 縫工筋 ── 大腿神経・前脛骨筋 ── 深腓骨神経
下肢の筋の支配神経は、筋のある区画でほぼ決まる(大腿前面=大腿神経、大腿内側=閉鎖神経、下腿前面=深腓骨神経、下腿後面=脛骨神経)。3と4はこの対応どおりである。
【各選択肢の解説】
1. 下双子筋 ── 閉鎖神経
❌ 誤り。下双子筋は股関節の深層外旋筋で、仙骨神経叢の枝が支配する。正しくは大腿方形筋神経の支配(上双子筋は内閉鎖筋神経)。
❌ 誤り。下双子筋は股関節の深層外旋筋で、仙骨神経叢の枝が支配する。正しくは大腿方形筋神経の支配(上双子筋は内閉鎖筋神経)。
2. 短内転筋 ── 坐骨神経
❌ 誤り。短内転筋は大腿内側の内転筋群に属する。正しくは閉鎖神経の支配。
❌ 誤り。短内転筋は大腿内側の内転筋群に属する。正しくは閉鎖神経の支配。
3. 縫工筋 ── 大腿神経
✅ 正しい。縫工筋は大腿前面の筋で、大腿前面の区画を支配する大腿神経が支配する。
✅ 正しい。縫工筋は大腿前面の筋で、大腿前面の区画を支配する大腿神経が支配する。
4. 前脛骨筋 ── 深腓骨神経
✅ 正しい。前脛骨筋は下腿前面(伸筋区画)の筋で、この区画を支配する深腓骨神経が支配する。
✅ 正しい。前脛骨筋は下腿前面(伸筋区画)の筋で、この区画を支配する深腓骨神経が支配する。
5. 後脛骨筋 ── 総腓骨神経
❌ 誤り。後脛骨筋は下腿後面の深層の筋である。正しくは脛骨神経の支配。
❌ 誤り。後脛骨筋は下腿後面の深層の筋である。正しくは脛骨神経の支配。
【試験対策ポイント】
| 区画 | 主な筋 | 支配神経 |
|---|---|---|
| 大腿前面 | 大腿四頭筋・縫工筋 | 大腿神経 |
| 大腿内側 | 長・短・大内転筋・薄筋 | 閉鎖神経 |
| 大腿後面 | ハムストリングス | 坐骨神経 |
| 下腿前面 | 前脛骨筋・長趾伸筋 | 深腓骨神経 |
| 下腿外側 | 長・短腓骨筋 | 浅腓骨神経 |
| 下腿後面 | 下腿三頭筋・後脛骨筋 | 脛骨神経 |
例外=大内転筋は閉鎖神経と坐骨神経(脛骨神経部)の二重支配、恥骨筋は大腿神経(閉鎖神経も加わることがある)。
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