第54回 理学療法士国家試験 午後 第56問
解剖学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 2・5 です。右心房と右心室の間の弁は3枚の弁尖をもつ三尖弁、左は2枚の僧帽弁(二尖弁)である。
問題
心臓で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 心臓壁は2層からなる。
- 2. 右房室弁は三尖弁である。 ✓
- 3. 心室中隔は左室側に凸である。
- 4. 心尖は左第8肋間に位置する。
- 5. 冠状動脈は大動脈から分岐する。 ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.8%標準
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 右房室弁は三尖弁である・冠状動脈は大動脈から分岐する。
右心房と右心室の間の弁は3枚の弁尖をもつ三尖弁、左は2枚の僧帽弁(二尖弁)である。心筋を養う左右の冠状動脈は、大動脈弁のすぐ上の大動脈洞(Valsalva洞)から出る。
【各選択肢の解説】
1. 心臓壁は2層からなる。
❌ 誤り。正しくは心内膜・心筋層・心外膜の3層からなる。
❌ 誤り。正しくは心内膜・心筋層・心外膜の3層からなる。
2. 右房室弁は三尖弁である。
✅ 正しい。右房室弁は前尖・後尖・中隔尖の3枚からなる三尖弁で、右心室の収縮時に右心房への逆流を防ぐ。
✅ 正しい。右房室弁は前尖・後尖・中隔尖の3枚からなる三尖弁で、右心室の収縮時に右心房への逆流を防ぐ。
3. 心室中隔は左室側に凸である。
❌ 誤り。左心室の内圧が右心室より高いため、中隔は右心室へ押し出される。正しくは右室側に凸である。
❌ 誤り。左心室の内圧が右心室より高いため、中隔は右心室へ押し出される。正しくは右室側に凸である。
4. 心尖は左第8肋間に位置する。
❌ 誤り。正しくは心尖は左第5肋間で鎖骨中線のやや内側に位置し、心尖拍動として触れる。
❌ 誤り。正しくは心尖は左第5肋間で鎖骨中線のやや内側に位置し、心尖拍動として触れる。
5. 冠状動脈は大動脈から分岐する。
✅ 正しい。左右の冠状動脈は上行大動脈の起始部(大動脈洞)から分岐し、心臓自身に血液を送る。
✅ 正しい。左右の冠状動脈は上行大動脈の起始部(大動脈洞)から分岐し、心臓自身に血液を送る。
【試験対策ポイント】
- 房室弁=右:三尖弁/左:僧帽弁(二尖弁)。動脈弁(肺動脈弁・大動脈弁)はどちらも半月弁
- 心尖拍動=左第5肋間・鎖骨中線のやや内側
- 冠状動脈=大動脈洞から分岐
- 心臓壁=3層(心内膜・心筋層・心外膜)
- 心室中隔=圧の高い左室から押されて右室側へ凸
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