PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午後 第63問

生理学第54回午後

第54回 理学療法士国家試験 午後 第63問(生理学)の正答は 1 です。刺激伝導系は、興奮を発生させて心臓全体へ順に伝える特殊心筋の系列である。

問題
心臓の刺激伝導系でないのはどれか。
  1. 1. 固有心筋 ✓
  2. 2. 洞房結節
  3. 3. Purkinje線維
  4. 4. 房室結節
  5. 5. 房室束

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 84.6%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 固有心筋

刺激伝導系は、興奮を発生させて心臓全体へ順に伝える特殊心筋の系列である。固有心筋(作業心筋)は伝わってきた興奮で収縮する心筋で、伝導系には含まれない。


【各選択肢の解説】

1. 固有心筋
✅ 正しい(=正答)。固有心筋は心房・心室の壁をつくり、収縮して血液を送り出す役割をもつ。興奮を自ら発生させ伝える特殊心筋とは別の筋であるため、刺激伝導系ではない。
2. 洞房結節
❌ 誤り。正しくは刺激伝導系に含まれる。右心房にあり、自発的に興奮を発生させるペースメーカー(伝導系の起点)である。
3. Purkinje線維
❌ 誤り。正しくは刺激伝導系に含まれる。左右の脚から続き、心室の内膜下に広がって心室筋へ興奮を速く伝える伝導系の末端である。
4. 房室結節
❌ 誤り。正しくは刺激伝導系に含まれる。心房からの興奮を心室へ中継し、伝導を遅らせて心房と心室の収縮に時間差をつくる。
5. 房室束
❌ 誤り。正しくは刺激伝導系に含まれる。房室束(His束)は房室結節から心室中隔へ興奮を伝え、右脚・左脚に分かれる。

【試験対策ポイント】

刺激伝導系の順序は「洞房結節→房室結節→房室束(His束)→右脚・左脚→Purkinje線維」。

  • 興奮の発生:洞房結節(ペースメーカー)
  • 伝導の遅れ:房室結節
  • 収縮するのは固有心筋(伝導系ではない)
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