第54回 理学療法士国家試験 午後 第64問
生理学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 5 です。線維素溶解(線溶)は、止血でできたフィブリン(線維素)を分解して血栓を溶かすしくみである。
問題
線維素溶解に働くのはどれか。
- 1. アルブミン
- 2. グロブリン
- 3. トロンビン
- 4. フィブリン
- 5. プラスミン ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.9%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — プラスミン
線維素溶解(線溶)は、止血でできたフィブリン(線維素)を分解して血栓を溶かすしくみである。その酵素がプラスミンで、前駆体のプラスミノゲンが活性化されてできる。
【各選択肢の解説】
1. アルブミン
❌ 誤り。アルブミンは血漿タンパクの中で最も多く、膠質浸透圧の維持や物質の運搬を担う。正しくは線溶には関わらない。
❌ 誤り。アルブミンは血漿タンパクの中で最も多く、膠質浸透圧の維持や物質の運搬を担う。正しくは線溶には関わらない。
2. グロブリン
❌ 誤り。グロブリンは血漿タンパクの一群で、γグロブリンは抗体として免疫に働く。正しくは線溶を行う酵素ではない。
❌ 誤り。グロブリンは血漿タンパクの一群で、γグロブリンは抗体として免疫に働く。正しくは線溶を行う酵素ではない。
3. トロンビン
❌ 誤り。トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変える酵素である。正しくは凝固(血栓をつくる側)に働き、線溶とは逆の働きである。
❌ 誤り。トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変える酵素である。正しくは凝固(血栓をつくる側)に働き、線溶とは逆の働きである。
4. フィブリン
❌ 誤り。フィブリンは血栓の網目をつくる線維素そのものである。正しくは線溶によって分解される側である。
❌ 誤り。フィブリンは血栓の網目をつくる線維素そのものである。正しくは線溶によって分解される側である。
5. プラスミン
✅ 正しい(=正答)。プラスミンはフィブリンを分解するタンパク分解酵素で、できあがった血栓を溶かす。分解でできるのがフィブリン分解産物(D-ダイマーなど)である。
✅ 正しい(=正答)。プラスミンはフィブリンを分解するタンパク分解酵素で、できあがった血栓を溶かす。分解でできるのがフィブリン分解産物(D-ダイマーなど)である。
【試験対策ポイント】
| 流れ | 酵素 | 働き |
|---|---|---|
| 凝固 | トロンビン | フィブリノゲン→フィブリン(血栓をつくる) |
| 線溶 | プラスミン | フィブリンを分解(血栓を溶かす) |
血栓溶解薬のt-PAは、プラスミノゲンをプラスミンに変える働きを利用している。
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