第54回 理学療法士国家試験 午後 第94問
内科学・臨床医学第54回午後
第54回 理学療法士国家試験 午後 第94問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。貧血は「赤血球が作られない(産生低下)」と「作られた赤血球が壊れる・失われる」に分かれる。
問題
赤血球の産生が低下しないのはどれか。
- 1. 腎性貧血
- 2. 溶血性貧血 ✓
- 3. 鉄欠乏性貧血
- 4. 巨赤芽球性貧血
- 5. 骨髄異形成症候群
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 32.1%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 溶血性貧血
貧血は「赤血球が作られない(産生低下)」と「作られた赤血球が壊れる・失われる」に分かれる。溶血性貧血は赤血球の破壊が亢進する貧血で、骨髄はむしろ代償的に赤血球を盛んに作る。
【各選択肢の解説】
1. 腎性貧血
❌ 誤り。腎臓で作られる赤血球産生ホルモン(エリスロポエチン)が不足する。正しくは、赤血球の産生が低下する貧血である。
❌ 誤り。腎臓で作られる赤血球産生ホルモン(エリスロポエチン)が不足する。正しくは、赤血球の産生が低下する貧血である。
2. 溶血性貧血
✅ 正しい(=正答)。赤血球が血管内や脾臓で壊されるため、骨髄の造血は亢進し、網赤血球が増える。赤血球の産生は低下しない。
✅ 正しい(=正答)。赤血球が血管内や脾臓で壊されるため、骨髄の造血は亢進し、網赤血球が増える。赤血球の産生は低下しない。
3. 鉄欠乏性貧血
❌ 誤り。ヘモグロビンの材料である鉄が足りない。正しくは、ヘモグロビン合成が障害され、赤血球の産生が低下する貧血である(小球性)。
❌ 誤り。ヘモグロビンの材料である鉄が足りない。正しくは、ヘモグロビン合成が障害され、赤血球の産生が低下する貧血である(小球性)。
4. 巨赤芽球性貧血
❌ 誤り。ビタミンB12や葉酸の欠乏でDNA合成が障害され、赤芽球が成熟できず骨髄内で壊れる(無効造血)。正しくは、有効な赤血球の産生が低下する貧血である。
❌ 誤り。ビタミンB12や葉酸の欠乏でDNA合成が障害され、赤芽球が成熟できず骨髄内で壊れる(無効造血)。正しくは、有効な赤血球の産生が低下する貧血である。
5. 骨髄異形成症候群
❌ 誤り。造血幹細胞の異常で、形の異常な血球が作られ成熟前に壊れる(無効造血)。正しくは、赤血球の産生が低下する貧血である。
❌ 誤り。造血幹細胞の異常で、形の異常な血球が作られ成熟前に壊れる(無効造血)。正しくは、赤血球の産生が低下する貧血である。
【試験対策ポイント】
| 機序 | 貧血 |
|---|---|
| 産生低下 | 鉄欠乏性・腎性・巨赤芽球性・再生不良性・骨髄異形成症候群 |
| 破壊亢進 | 溶血性 |
| 喪失 | 出血性 |
溶血性貧血では網赤血球増加・間接ビリルビン上昇・LDH上昇・ハプトグロビン低下がみられる。
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