PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午前 第69問

運動学第55回午前

第55回 理学療法士国家試験 午前 第69問(運動学)の正答は 3 です。広背筋は上腕骨の小結節稜に停止し、肩甲上腕関節の内転・伸展・内旋に働く。

問題
肩甲上腕関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 屈 曲 ——— 棘下筋
  2. 2. 伸 展 ——— 棘上筋
  3. 3. 内 転 ——— 広背筋 ✓
  4. 4. 外 転 ——— 上腕三頭筋
  5. 5. 内 旋 ——— 烏口腕筋

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 83.3%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 内転 ─ 広背筋

広背筋は上腕骨の小結節稜に停止し、肩甲上腕関節の内転・伸展・内旋に働く。他の選択肢は、筋の作用と運動の向きが合っていない。


【各選択肢の解説】

1. 屈 曲 ——— 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は回旋筋腱板の1つで、主に肩関節の外旋に働く。正しくは「外旋 ─ 棘下筋」。屈曲は三角筋前部・大胸筋鎖骨部・烏口腕筋が担う。
2. 伸 展 ——— 棘上筋
❌ 誤り。棘上筋は上腕骨頭を関節窩に引きつけながら肩関節を外転させる。正しくは「外転 ─ 棘上筋」。伸展は広背筋・大円筋・三角筋後部が担う。
3. 内 転 ——— 広背筋
✅ 正しい。広背筋は体幹背面から上腕骨前面の小結節稜へ走るため、収縮すると上腕を体幹へ引き寄せ(内転)、後方へ引き(伸展)、内へ回す(内旋)。
4. 外 転 ——— 上腕三頭筋
❌ 誤り。上腕三頭筋の主な作用は肘関節の伸展で、肩甲骨から起こる長頭は肩関節の伸展・内転を補助する。正しくは外転ではなく伸展・内転の補助に働く。
5. 内 旋 ——— 烏口腕筋
❌ 誤り。烏口腕筋は肩関節の屈曲と内転に働く。正しくは「屈曲・内転 ─ 烏口腕筋」。内旋は肩甲下筋・大円筋・広背筋・大胸筋が担う。

【試験対策ポイント】

運動主な筋
屈曲三角筋前部・大胸筋鎖骨部・烏口腕筋
伸展広背筋・大円筋・三角筋後部
外転三角筋中部・棘上筋
内転大胸筋・広背筋・大円筋
外旋棘下筋・小円筋
内旋肩甲下筋・大円筋・広背筋・大胸筋
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