第55回 理学療法士国家試験 午前 第71問
運動学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第71問(運動学)の正答は 5 です。内転筋群の中で膝関節をまたぐのは薄筋だけである。
問題
膝関節屈曲に作用する筋はどれか。
- 1. 外閉鎖筋
- 2. 大内転筋
- 3. 恥骨筋
- 4. 長内転筋
- 5. 薄筋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.8%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 薄筋
内転筋群の中で膝関節をまたぐのは薄筋だけである。薄筋は恥骨から起こり、脛骨上部内側(鵞足)に停止する二関節筋なので、股関節内転に加えて膝関節の屈曲・内旋に働く。
【各選択肢の解説】
1. 外閉鎖筋
❌ 誤り。外閉鎖筋は閉鎖膜の外面から起こり大腿骨の転子窩に停止する。正しくは股関節の外旋筋で、膝関節をまたがない。
❌ 誤り。外閉鎖筋は閉鎖膜の外面から起こり大腿骨の転子窩に停止する。正しくは股関節の外旋筋で、膝関節をまたがない。
2. 大内転筋
❌ 誤り。大内転筋は大腿骨の粗線と内転筋結節に停止し、膝関節をまたがない。正しくは股関節の内転筋で、坐骨から起こる部分は股関節伸展にも働く。
❌ 誤り。大内転筋は大腿骨の粗線と内転筋結節に停止し、膝関節をまたがない。正しくは股関節の内転筋で、坐骨から起こる部分は股関節伸展にも働く。
3. 恥骨筋
❌ 誤り。恥骨筋は大腿骨の恥骨筋線に停止する。正しくは股関節の屈曲・内転に働く単関節筋である。
❌ 誤り。恥骨筋は大腿骨の恥骨筋線に停止する。正しくは股関節の屈曲・内転に働く単関節筋である。
4. 長内転筋
❌ 誤り。長内転筋は大腿骨粗線の中部に停止する。正しくは股関節の内転筋で、膝関節には作用しない。
❌ 誤り。長内転筋は大腿骨粗線の中部に停止する。正しくは股関節の内転筋で、膝関節には作用しない。
5. 薄筋
✅ 正しい。薄筋は膝関節の後内側を通って脛骨に付くため、膝を曲げ、下腿を内旋させる。縫工筋・半腱様筋とともに鵞足をつくる。
✅ 正しい。薄筋は膝関節の後内側を通って脛骨に付くため、膝を曲げ、下腿を内旋させる。縫工筋・半腱様筋とともに鵞足をつくる。
【試験対策ポイント】
- 膝関節の屈曲筋:ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)・薄筋・縫工筋・腓腹筋・膝窩筋
- 鵞足=縫工筋・薄筋・半腱様筋(いずれも膝屈曲・下腿内旋)
- 内転筋群で二関節筋は薄筋のみ
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