第55回 理学療法士国家試験 午後 第50問
保健医療福祉第55回午後
訪問リハビリテーションで正しいのはどれか。
1. 日常生活の自立支援を目的とする。
2. 通所介護(デイサービス)との併用はできない。
3. 事業所には理学療法士を配置しなければならない。
4. 通所リハビリテーションよりも優先的に利用される。
5. 事業所にはリハビリテーションを実施するスペースが必要である。
- 1. 日常生活の自立支援を目的とする。 ✓
- 2. 通所介護(デイサービス)との併用はできない。
- 3. 事業所には理学療法士を配置しなければならない。
- 4. 通所リハビリテーションよりも優先的に利用される。
- 5. 事業所にはリハビリテーションを実施するスペースが必要である。
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 日常生活の自立支援を目的とする。
訪問リハビリテーションは、利用者の住宅環境での日常生活動作(ADL)の自立を支援することが主目的であり、在宅生活継続のための実践的なリハビリテーション提供が特徴です。
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【各選択肢の解説】
1. 日常生活の自立支援を目的とする。
✅ 正しい。訪問リハビリは在宅での生活場面を想定した実用的なADL支援が中核であり、自宅環境でのリハビリにより実生活への転換性を高めます。
2. 通所介護(デイサービス)との併用はできない。
❌ 誤り。訪問リハビリと通所介護の併用は可能であり、むしろ利用者のニーズに応じた併用が認められています。
3. 事業所には理学療法士を配置しなければならない。
❌ 誤り。訪問リハビリ事業所には「理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のいずれか」の配置が要件であり、理学療法士の必置ではありません。
4. 通所リハビリテーションよりも優先的に利用される。
❌ 誤り。優先順位はなく、利用者の状況や希望に応じて選択されます。在宅生活継続が困難な場合は施設系サービスが優先される場合もあります。
5. 事業所にはリハビリテーションを実施するスペースが必要である。
❌ 誤り。訪問リハビリは利用者宅で実施されるため、事業所に専用スペースは不要です。移動用具や記録スペースなど最小限の施設で足ります。
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【試験対策ポイント】
- 訪問リハビリの目的:在宅での生活場面でのADL向上と生活の質(QOL)維持
- 人員配置基準:PT・OT・ST いずれか1名以上の配置(複数必須ではない)
- 併用可能なサービス:通所介護、訪問介護など自由に組み合わせ可能