第55回 理学療法士国家試験 午後 第58問
解剖学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 4 です。男性の尿道は内尿道口を出るとすぐ前立腺の中を通る(前立腺部)。
問題
泌尿器について正しいのはどれか。
- 1. 尿管口は膀胱尖に開く。
- 2. 尿管内部には逆流防止弁がある。
- 3. 男性の尿道は女性に比べて短い。
- 4. 男性の尿道は前立腺を貫いている。 ✓
- 5. 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 86.8%やさしい
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 男性の尿道は前立腺を貫いている。
男性の尿道は内尿道口を出るとすぐ前立腺の中を通る(前立腺部)。このため前立腺肥大症で尿道が圧迫され排尿障害が起こる。
【各選択肢の解説】
1. 尿管口は膀胱尖に開く。
❌ 誤り。膀胱尖は膀胱の前上方の先端で、尿管は開かない。正しくは、尿管口は膀胱底の膀胱三角の左右後外側の2角に開く。
❌ 誤り。膀胱尖は膀胱の前上方の先端で、尿管は開かない。正しくは、尿管口は膀胱底の膀胱三角の左右後外側の2角に開く。
2. 尿管内部には逆流防止弁がある。
❌ 誤り。尿管の内部に弁という構造はない。正しくは、尿管が膀胱壁を斜めに貫くため、膀胱に尿がたまると壁内の尿管が押しつぶされて逆流が防がれる。
❌ 誤り。尿管の内部に弁という構造はない。正しくは、尿管が膀胱壁を斜めに貫くため、膀胱に尿がたまると壁内の尿管が押しつぶされて逆流が防がれる。
3. 男性の尿道は女性に比べて短い。
❌ 誤り。長短が逆である。正しくは、男性の尿道は約16〜20 cm、女性の尿道は約3〜4 cmで、男性の方が長い。
❌ 誤り。長短が逆である。正しくは、男性の尿道は約16〜20 cm、女性の尿道は約3〜4 cmで、男性の方が長い。
4. 男性の尿道は前立腺を貫いている。
✅ 正しい。男性の尿道は前立腺部・隔膜部・海綿体部に分けられ、最初の前立腺部で前立腺を貫く。前立腺部には射精管が開く。
✅ 正しい。男性の尿道は前立腺部・隔膜部・海綿体部に分けられ、最初の前立腺部で前立腺を貫く。前立腺部には射精管が開く。
5. 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。
❌ 誤り。内尿道口は三角の中央にはない。正しくは、膀胱三角の前下方の角に開く。
❌ 誤り。内尿道口は三角の中央にはない。正しくは、膀胱三角の前下方の角に開く。
【試験対策ポイント】
膀胱三角:左右の尿管口(後外側の2角)+内尿道口(前下方の1角)。
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 尿道の長さ | 約16〜20 cm | 約3〜4 cm |
| 前立腺 | 貫く | なし |
| 臨床 | 前立腺肥大で排尿障害 | 短いため膀胱炎を起こしやすい |
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