第55回 理学療法士国家試験 午後 第60問
解剖学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第60問(解剖学)の正答は 2・3 です。Scarpa三角(大腿三角)は鼠径靱帯・縫工筋・長内転筋で囲まれ、その底を外側の腸腰筋と内側の恥骨筋がつくる。
問題
Scarpa三角の内で触知できる筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 大腿直筋
- 2. 恥骨筋 ✓
- 3. 腸腰筋 ✓
- 4. 内閉鎖筋
- 5. 梨状筋
正答:2・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.5%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番 — 恥骨筋・腸腰筋
Scarpa三角(大腿三角)は鼠径靱帯・縫工筋・長内転筋で囲まれ、その底を外側の腸腰筋と内側の恥骨筋がつくる。三角の中で触れる筋はこの2つである。
【各選択肢の解説】
1. 大腿直筋
❌ 誤り。大腿直筋は三角の中にない。正しくは、三角の外側縁をなす縫工筋の外側・深層を下行する筋である。
❌ 誤り。大腿直筋は三角の中にない。正しくは、三角の外側縁をなす縫工筋の外側・深層を下行する筋である。
2. 恥骨筋
✅ 正しい。恥骨筋は恥骨櫛から大腿骨へ向かい、三角の底の内側部をつくる。大腿静脈の後方にある。
✅ 正しい。恥骨筋は恥骨櫛から大腿骨へ向かい、三角の底の内側部をつくる。大腿静脈の後方にある。
3. 腸腰筋
✅ 正しい。腸腰筋は鼠径靱帯の下をくぐって小転子へ向かい、三角の底の外側部をつくる。大腿神経・大腿動脈の後方にある。
✅ 正しい。腸腰筋は鼠径靱帯の下をくぐって小転子へ向かい、三角の底の外側部をつくる。大腿神経・大腿動脈の後方にある。
4. 内閉鎖筋
❌ 誤り。内閉鎖筋は三角の中にない。正しくは、骨盤の内壁から起こり小坐骨孔を出て大転子の内側へ付く、殿部深層の筋である。
❌ 誤り。内閉鎖筋は三角の中にない。正しくは、骨盤の内壁から起こり小坐骨孔を出て大転子の内側へ付く、殿部深層の筋である。
5. 梨状筋
❌ 誤り。梨状筋は三角の中にない。正しくは、仙骨の前面から起こり大坐骨孔を通って大転子へ付く、殿部深層の筋である。
❌ 誤り。梨状筋は三角の中にない。正しくは、仙骨の前面から起こり大坐骨孔を通って大転子へ付く、殿部深層の筋である。
【試験対策ポイント】
| Scarpa三角 | 構成 |
|---|---|
| 上縁 | 鼠径靱帯 |
| 外側縁 | 縫工筋 |
| 内側縁 | 長内転筋 |
| 底 | 腸腰筋(外側)・恥骨筋(内側) |
| 中身(外側→内側) | 大腿神経・大腿動脈・大腿静脈 |
大腿動脈の拍動はこの三角内で触れる。
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