第56回 理学療法士国家試験 午前 第69問
生理学第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第69問(生理学)の正答は 2 です。エネルギー代謝率(RMR:Relative Metabolic Rate)は、ある作業に要したエネルギー量が基礎代謝の何倍にあたるかを示す指標です。
問題
エネルギー代謝率の計算式で正しいのはどれか。
- 1. 内的仕事量 ÷ 全仕事量
- 2. 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量 ✓
- 3. 基礎代謝量 ÷ 基準体表面積
- 4. 労作代謝量 ÷ 安静時代謝量
- 5. 基礎代謝実測値 ÷ 基礎代謝基準値
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
エネルギー代謝率(RMR:Relative Metabolic Rate)は、ある作業に要したエネルギー量が基礎代謝の何倍にあたるかを示す指標です。計算式は「労作代謝量÷基礎代謝量」です。
【各選択肢の解説】
1. 内的仕事量 ÷ 全仕事量
❌ 誤り。これは仕事の効率に関する概念で、エネルギー代謝率の定義ではありません。
❌ 誤り。これは仕事の効率に関する概念で、エネルギー代謝率の定義ではありません。
2. 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
✅ 正しい。エネルギー代謝率=(作業時代謝量−安静時代謝量)÷基礎代謝量=労作代謝量÷基礎代謝量で表されます。
✅ 正しい。エネルギー代謝率=(作業時代謝量−安静時代謝量)÷基礎代謝量=労作代謝量÷基礎代謝量で表されます。
3. 基礎代謝量 ÷ 基準体表面積
❌ 誤り。これは体表面積あたりの基礎代謝(基礎代謝基準値の考え方)に近く、代謝率の定義ではありません。
❌ 誤り。これは体表面積あたりの基礎代謝(基礎代謝基準値の考え方)に近く、代謝率の定義ではありません。
4. 労作代謝量 ÷ 安静時代謝量
❌ 誤り。分母が基礎代謝量ではなく安静時代謝量になっており不正確です。
❌ 誤り。分母が基礎代謝量ではなく安静時代謝量になっており不正確です。
5. 基礎代謝実測値 ÷ 基礎代謝基準値
❌ 誤り。これは基礎代謝の評価に用いる比で、エネルギー代謝率ではありません。
❌ 誤り。これは基礎代謝の評価に用いる比で、エネルギー代謝率ではありません。
【試験対策ポイント】
RMR=労作代謝量÷基礎代謝量で、体格差の影響を除いて作業強度を比較できる点が利点。類似指標のMETs(安静時代謝の倍数)と混同しないこと。RMRは基礎代謝基準、METsは安静時代謝(座位)基準である点が違いです。
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