第56回 理学療法士国家試験 午後 第27問
理学療法評価学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第27問(理学療法評価学)の正答は 2 です。周径は筋萎縮や浮腫の変化を左右差・経時変化で見るため、同じ条件で再現よく測ることが原則である。
問題
四肢の周径測定法として正しいのはどれか。
- 1. 記録は1cm単位とする。
- 2. メジャーは皮膚に密着させる。 ✓
- 3. 寒い時期は着衣の上から測定する。
- 4. 大腿周径の測定時には、膝関節を45°屈曲位とする。
- 5. 下腿周径の測定時には、下腿後面をベッドに密着させる。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — メジャーは皮膚に密着させる。
周径は筋萎縮や浮腫の変化を左右差・経時変化で見るため、同じ条件で再現よく測ることが原則である。メジャーは素肌に密着させ、締めつけず緩めずに当てる。
【各選択肢の解説】
1. 記録は1cm単位とする。
❌ 誤り。1cm単位では左右差や経時的な変化を捉えにくい。正しくは、1cmより細かい単位(0.1〜0.5cm単位)で記録する。
❌ 誤り。1cm単位では左右差や経時的な変化を捉えにくい。正しくは、1cmより細かい単位(0.1〜0.5cm単位)で記録する。
2. メジャーは皮膚に密着させる。
✅ 正しい。メジャーが浮くと値が大きく、食い込むと小さくなるため、皮膚に密着させて一定の張力で当てることで測定の再現性が保たれる。
✅ 正しい。メジャーが浮くと値が大きく、食い込むと小さくなるため、皮膚に密着させて一定の張力で当てることで測定の再現性が保たれる。
3. 寒い時期は着衣の上から測定する。
❌ 誤り。着衣の厚みが誤差になる。正しくは、季節にかかわらず皮膚の上に直接メジャーを当てて測定する。
❌ 誤り。着衣の厚みが誤差になる。正しくは、季節にかかわらず皮膚の上に直接メジャーを当てて測定する。
4. 大腿周径の測定時には、膝関節を45°屈曲位とする。
❌ 誤り。膝を屈曲すると筋の形が変わり、測定部位もずれる。正しくは、大腿周径は膝関節伸展位で、膝蓋骨上縁から一定の距離(5cm・10cm・15cmなど)の部位を測る。
❌ 誤り。膝を屈曲すると筋の形が変わり、測定部位もずれる。正しくは、大腿周径は膝関節伸展位で、膝蓋骨上縁から一定の距離(5cm・10cm・15cmなど)の部位を測る。
5. 下腿周径の測定時には、下腿後面をベッドに密着させる。
❌ 誤り。下腿後面をベッドに押しつけると下腿三頭筋が圧迫されて形が変わる。正しくは、下腿後面がベッドに触れないように(膝を立てるなど)して最大膨隆部を測る。
❌ 誤り。下腿後面をベッドに押しつけると下腿三頭筋が圧迫されて形が変わる。正しくは、下腿後面がベッドに触れないように(膝を立てるなど)して最大膨隆部を測る。
【試験対策ポイント】
- 素肌に直接・メジャーは密着・締めつけない
- 基準点(膝蓋骨上縁など)からの距離を決め、左右同じ部位を同じ肢位で測る
- 大腿は膝伸展位、下腿は筋が圧迫されない肢位で最大膨隆部
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