PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午後 第81問

臨床心理学第56回午後

第56回 理学療法士国家試験 午後 第81問(臨床心理学)の正答は 5 です。望ましい行動の後に報酬(トークン)を与えてその行動を増やす=行動の結果で頻度を変えるのがオペラント条件付け。

問題
オペラント条件付けが用いられる認知行動療法の技法はどれか。
  1. 1. 系統的脱感作法
  2. 2. 漸進的筋弛緩法
  3. 3. 暴露反応妨害法
  4. 4. フラッディング法
  5. 5. トークンエコノミー法 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.3%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — トークンエコノミー法

望ましい行動の後に報酬(トークン)を与えてその行動を増やす=行動の結果で頻度を変えるのがオペラント条件付け。他の4つは不安への慣れ・リラクセーションを使う技法である。


【各選択肢の解説】

1. 系統的脱感作法
❌ 誤り。不安階層表の弱い刺激から順にリラクセーションと組み合わせて提示し、不安反応を弱める技法。正しくはレスポンデント(古典的)条件付けの逆制止に基づく。
2. 漸進的筋弛緩法
❌ 誤り。正しくは、筋の緊張と弛緩を部位ごとに繰り返して全身の緊張を下げるリラクセーション法(Jacobson)で、行動の結果で強化する技法ではない。
3. 暴露反応妨害法
❌ 誤り。正しくは、強迫症に対し不安を起こす刺激に曝露し、強迫行為(儀式)をさせずに不安が下がるのを待つ曝露法の一つで、報酬で行動を増やす技法ではない。
4. フラッディング法
❌ 誤り。正しくは、強い不安刺激に段階を踏まず一気に長く曝露して不安反応の消去を図る曝露法で、レスポンデント条件付けに基づく。
5. トークンエコノミー法
✅ 正しい。望ましい行動のたびにトークンを渡し、貯めると好きな物や活動と交換できる。行動の直後の報酬が正の強化として働き、その行動が増える。

【試験対策ポイント】

条件付けしくみ代表的な技法
オペラント行動の結果(報酬・罰)で頻度が変わるトークンエコノミー・シェイピング
レスポンデント刺激と反応の連合系統的脱感作・フラッディング

「行動の後に報酬」ならオペラント。

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