第56回 理学療法士国家試験 午後 第86問
整形外科学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第86問(整形外科学)の正答は 3・4 です。一次性(原因疾患のない)変形性関節症は手指ではDIP関節のHeberden結節、PIP関節のBouchard結節として現れる。
問題
一次性の変形性関節症にみられるのはどれか。2つ選べ。
- 1. ボタン穴変形
- 2. Charcot 関節
- 3. Bouchard 結節 ✓
- 4. Heberden 結節 ✓
- 5. スワンネック変形
正答:3・4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.4%難問
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番・4番 — Bouchard 結節・Heberden 結節
一次性(原因疾患のない)変形性関節症は手指ではDIP関節のHeberden結節、PIP関節のBouchard結節として現れる。ボタン穴・スワンネックは関節リウマチ、Charcot関節は神経障害による二次性である。
【各選択肢の解説】
1. ボタン穴変形
❌ 誤り。正しくは、PIP関節屈曲・DIP関節過伸展の変形で、関節リウマチでみられる。
❌ 誤り。正しくは、PIP関節屈曲・DIP関節過伸展の変形で、関節リウマチでみられる。
2. Charcot 関節
❌ 誤り。正しくは、糖尿病・脊髄癆などで痛覚・深部感覚が失われ、関節が保護されずに破壊される神経病性関節症で、原因疾患のある二次性の関節症である。
❌ 誤り。正しくは、糖尿病・脊髄癆などで痛覚・深部感覚が失われ、関節が保護されずに破壊される神経病性関節症で、原因疾患のある二次性の関節症である。
3. Bouchard 結節
✅ 正しい。PIP関節の軟骨が摩耗し、辺縁に骨棘が形成されて結節状に膨らんだもので、原因疾患のない一次性変形性関節症でみられる。
✅ 正しい。PIP関節の軟骨が摩耗し、辺縁に骨棘が形成されて結節状に膨らんだもので、原因疾患のない一次性変形性関節症でみられる。
4. Heberden 結節
✅ 正しい。DIP関節に骨棘による結節が生じたもので、中年以降の女性に多い一次性変形性関節症の代表である。
✅ 正しい。DIP関節に骨棘による結節が生じたもので、中年以降の女性に多い一次性変形性関節症の代表である。
5. スワンネック変形
❌ 誤り。正しくは、PIP関節過伸展・DIP関節屈曲の変形で、関節リウマチでみられる。
❌ 誤り。正しくは、PIP関節過伸展・DIP関節屈曲の変形で、関節リウマチでみられる。
【試験対策ポイント】
| 変形性関節症 | 関節リウマチ | |
|---|---|---|
| 好発 | DIP・PIP | MCP・PIP・手関節 |
| 所見 | Heberden(DIP)・Bouchard(PIP) | ボタン穴・スワンネック・尺側偏位 |
ボタン穴=PIP屈曲、スワンネック=PIP過伸展と向きで区別する。
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