PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午後 第85問

理学療法評価学第56回午後
中脳が中枢となるのはどれか。 1. Moro 反射 2. Galant 反射 3. Landau 反応 4. 陽性支持反射 5. 非対称性緊張性頸反射
  1. 1. Moro 反射
  2. 2. Galant 反射
  3. 3. Landau 反応 ✓
  4. 4. 陽性支持反射
  5. 5. 非対称性緊張性頸反射

正答:3番

解説
■ 正答:3番 — Landau 反応 Landau 反応は中脳が中枢となる反射で、生後3〜4ヶ月から出現し、12ヶ月までに消失する原始反射です。腹臥位で体を支持した時に頭部・躯幹・下肢が伸展する反応で、脳性麻痺の診断や神経学的発達評価の重要な指標となります。 --- 【各選択肢の解説】 1. Moro 反射 ❌ 誤り。脳幹(延髄)が中枢です。出生直後から出現し、通常4〜6ヶ月で消失します。 2. Galant 反射 ❌ 誤り。脳幹(延髄)が中枢です。脊髄反射としても機能し、体側への刺激で体が刺激側に曲がります。 3. Landau 反応 ✅ 正しい。中脳が中枢となる反応です。生後3〜4ヶ月で出現し、発達とともに統合されます。 4. 陽性支持反射 ❌ 誤り。脳幹が中枢です。足底への刺激で下肢が伸展し、体重を支持する反応です。 5. 非対称性緊張性頸反射(ATNR) ❌ 誤り。脳幹が中枢です。頸部回転に伴い顔側上肢が伸展する反応で、原始反射の中でも古い段階のものです。 --- 【試験対策ポイント】 • 原始反射の中枢:脳幹(延髄)が最も多く、Landau反応のみ中脳 • Landau反応の出現時期:生後3〜4ヶ月、消失:12ヶ月 • 脳性麻痺児ではLandau反応が持続したり消失が遅延する所見は重要
関連

▶ 第56回 全問一覧

▶ 理学療法評価学 の過去問一覧