第57回 理学療法士国家試験 午前 第77問
内科学・臨床医学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第77問(内科学・臨床医学)の正答は 1 です。NSAIDsはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、胃粘膜を守るプロスタグランジンの産生も減らすため、胃潰瘍などの消化性潰瘍を起こしやすい。
問題
非ステロイド性抗炎症薬の副作用として正しいのはどれか。
- 1. 胃潰瘍 ✓
- 2. 多幸感
- 3. 低血糖
- 4. 骨粗鬆症
- 5. 中心性肥満
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.7%やさしい
44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 胃潰瘍
NSAIDsはシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、胃粘膜を守るプロスタグランジンの産生も減らすため、胃潰瘍などの消化性潰瘍を起こしやすい。ほかの4つのうち、多幸感・骨粗鬆症・中心性肥満は副腎皮質ステロイドの副作用、低血糖は血糖降下薬の副作用として覚える語である。
【各選択肢の解説】
1. 胃潰瘍(=正答)
✅ 正しい。プロスタグランジンは胃粘膜の血流と粘液分泌を保ち、胃酸分泌を抑える。NSAIDsでこれが減ると粘膜防御が弱まり、潰瘍ができやすくなる。
✅ 正しい。プロスタグランジンは胃粘膜の血流と粘液分泌を保ち、胃酸分泌を抑える。NSAIDsでこれが減ると粘膜防御が弱まり、潰瘍ができやすくなる。
2. 多幸感
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、多幸感などの精神症状は副腎皮質ステロイドの副作用として知られる。
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、多幸感などの精神症状は副腎皮質ステロイドの副作用として知られる。
3. 低血糖
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、低血糖は主にインスリンやスルホニル尿素薬などの血糖降下薬でみられ、ステロイドではむしろ高血糖になる。
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、低血糖は主にインスリンやスルホニル尿素薬などの血糖降下薬でみられ、ステロイドではむしろ高血糖になる。
4. 骨粗鬆症
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、骨形成を抑える副腎皮質ステロイドの長期使用で起こる(ステロイド性骨粗鬆症)。
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、骨形成を抑える副腎皮質ステロイドの長期使用で起こる(ステロイド性骨粗鬆症)。
5. 中心性肥満
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、満月様顔貌とともに副腎皮質ステロイドの長期使用でみられる。
❌ 誤り。NSAIDsの代表的な副作用ではない。正しくは、満月様顔貌とともに副腎皮質ステロイドの長期使用でみられる。
【試験対策ポイント】
| 薬 | 代表的な副作用 |
|---|---|
| NSAIDs | 胃潰瘍などの消化管障害・腎機能障害 |
| 副腎皮質ステロイド | 感染症・高血糖・骨粗鬆症・中心性肥満・満月様顔貌・精神症状(多幸感など) |
| 血糖降下薬 | 低血糖 |
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