第57回 理学療法士国家試験 午前 第76問
神経内科学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第76問(神経内科学)の正答は 5 です。成人の安静・覚醒・閉眼時の背景活動はα波(8〜13 Hz)で、後頭部優位にみられる。
問題
脳波検査について誤っているのはどれか。
- 1. 開眼するとα波が抑制される。
- 2. 周波数はα波よりβ波の方が大きい。
- 3. ノンレム睡眠では高振幅徐波が出現する。
- 4. 小児では成人に比べて背景活動の周波数が低い。
- 5. 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はθ帯域である。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 32.1%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はθ帯域である。
成人の安静・覚醒・閉眼時の背景活動はα波(8〜13 Hz)で、後頭部優位にみられる。θ波は成人では眠気・軽睡眠でみられる帯域である。
【各選択肢の解説】
1. 開眼するとα波が抑制される。
✅ 正しい。閉眼安静で出ていたα波は、開眼して視覚入力が入ると減衰・消失する(α抑制)。
✅ 正しい。閉眼安静で出ていたα波は、開眼して視覚入力が入ると減衰・消失する(α抑制)。
2. 周波数はα波よりβ波の方が大きい。
✅ 正しい。β波は約14 Hz以上で、α波(8〜13 Hz)より周波数が高い。覚醒して注意・思考しているときにみられる。
✅ 正しい。β波は約14 Hz以上で、α波(8〜13 Hz)より周波数が高い。覚醒して注意・思考しているときにみられる。
3. ノンレム睡眠では高振幅徐波が出現する。
✅ 正しい。ノンレム睡眠が深くなるほど、δ波などの高振幅の徐波が増える。
✅ 正しい。ノンレム睡眠が深くなるほど、δ波などの高振幅の徐波が増える。
4. 小児では成人に比べて背景活動の周波数が低い。
✅ 正しい。脳の成熟とともに背景活動の周波数は上がる。乳幼児は徐波が多く、年齢とともにα帯域へ近づく。
✅ 正しい。脳の成熟とともに背景活動の周波数は上がる。乳幼児は徐波が多く、年齢とともにα帯域へ近づく。
5. 成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はθ帯域である。(=正答)
❌ 誤り。θ帯域(4〜7 Hz)ではない。正しくは、成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はα帯域(8〜13 Hz)で、後頭部に優位に出る。
❌ 誤り。θ帯域(4〜7 Hz)ではない。正しくは、成人の安静覚醒閉眼時の背景活動はα帯域(8〜13 Hz)で、後頭部に優位に出る。
【試験対策ポイント】
| 波 | 周波数 | 主な場面 |
|---|---|---|
| δ | 4 Hz未満 | 深いノンレム睡眠・乳幼児 |
| θ | 4〜7 Hz | 眠気・浅い睡眠・小児 |
| α | 8〜13 Hz | 成人の安静覚醒閉眼(後頭部優位) |
| β | 14 Hz以上 | 開眼・精神活動 |
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