PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第100問

臨床心理学第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第100問(臨床心理学)の正答は 1・2 です。ベンゾジアゼピン系睡眠薬は中枢抑制作用により、ふらつき・運動失調(筋弛緩作用)や消化器症状(下痢など)を生じます。

問題
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用はどれか。
  1. 1. 下痢
  2. 2. 運動失調
  3. 3. アカシジア
  4. 4. 逆行性健忘
  5. 5. Parkinson症候群

正答:1・2番

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解説
■ 正答:1番・2番 — 下痢/運動失調

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は中枢抑制作用により、ふらつき・運動失調(筋弛緩作用)や消化器症状(下痢など)を生じます。一方、錐体外路症状は起こしません。


【各選択肢の解説】

1. 下痢
✅ 正しい。消化器症状として下痢・悪心などが副作用として生じることがあります。
2. 運動失調
✅ 正しい。筋弛緩作用・中枢抑制によりふらつき・運動失調を生じ、高齢者では転倒リスクとなります。
3. アカシジア
❌ 誤り。アカシジア(静座不能)は抗精神病薬による錐体外路症状です。ベンゾジアゼピンはむしろアカシジアの治療に使われることもあります。
4. 逆行性健忘
❌ 誤り。ベンゾジアゼピンで生じるのは服用後の出来事を覚えていない前向性健忘で、逆行性健忘ではありません。
5. Parkinson症候群
❌ 誤り。Parkinson症候群(薬剤性)は抗精神病薬による錐体外路症状です。ベンゾジアゼピンでは生じません。

【試験対策ポイント】

ベンゾジアゼピンの副作用=眠気・ふらつき(運動失調・転倒)・前向性健忘・筋弛緩・依存・離脱症状錐体外路症状(アカシジア・Parkinson症候群)は抗精神病薬の副作用で、ベンゾジアゼピンでは起こらない点が区別のポイント。健忘は「前向性」である点も頻出ひっかけです。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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