PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第1問

生理学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第1問(生理学)の正答は 4 です。プラットホームが後方へ動くと、足元だけが後ろへ引かれて身体は相対的に前へ傾く。

問題
プラットホームが後方へ動いたときの姿勢の変化と筋活動を図に示す。外乱に対して最も早く筋活動が観察された筋①に相当するのはどれか。
第57回午後第1問 図
  1. 1. 脊柱起立筋
  2. 2. 前脛骨筋
  3. 3. ハムストリングス
  4. 4. 腓腹筋 ✓
  5. 5. 腹直筋

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.5%難問

43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 腓腹筋

プラットホームが後方へ動くと、足元だけが後ろへ引かれて身体は相対的に前へ傾く。前への倒れを止めるのは身体の後面の筋で、遠位から近位へ順に働く(足関節戦略)。図では筋①が最も早く立ち上がり、②③が続き、④⑤はほとんど活動しない=①は最も遠位の後面筋である腓腹筋にあたる。


【各選択肢の解説】

1. 脊柱起立筋
❌ 誤り。後面の筋だが最も近位にあり、活動の立ち上がりは最後になる。正しくは、遠位→近位の順の3番目(図の③にあたる)に働く。
2. 前脛骨筋
❌ 誤り。前面の筋で、身体が後ろへ倒れるとき(プラットホームが前へ動くとき)に最初に働く筋である。正しくは、本問の向きの外乱ではほとんど活動しない側の筋である。
3. ハムストリングス
❌ 誤り。後面の筋だが、腓腹筋に続いて2番目に働く。正しくは、遠位→近位の順の中間(図の②にあたる)に働く。
4. 腓腹筋
✅ 正しい。前への倒れに対して足関節を底屈させ、足元から身体を引き戻す。足関節戦略では最も遠位のこの筋が最初に活動する。
5. 腹直筋
❌ 誤り。前面の体幹筋で、後ろへの倒れを止める側の筋である。正しくは、本問の外乱ではほとんど活動しない。

【試験対策ポイント】

外乱(プラットホーム)身体の倒れる向き働く順(遠位→近位)
後方へ動く前腓腹筋→ハムストリングス→脊柱起立筋
前方へ動く後ろ前脛骨筋→大腿四頭筋→腹筋群
  • 「プラットホームの動き」と「身体の倒れる向き」は逆になる。ここを取り違えると前面と後面を入れ替えてしまう
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