第57回 理学療法士国家試験 午後 第46問
内部障害理学療法第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第46問(内部障害理学療法)の正答は 4 です。有酸素運動を続けると脂質代謝が改善し、HDLコレステロールが増え中性脂肪が減る。
問題
心臓リハビリテーションにおいて有酸素運動が勧められる理由として正しいのはどれか。
- 1. 乳酸の蓄積
- 2. 除脂肪体重の増加
- 3. 交感神経活動の亢進
- 4. HDLコレステロールの増加 ✓
- 5. 血中カテコラミンの著しい増加
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.8%標準
55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — HDLコレステロールの増加
有酸素運動を続けると脂質代謝が改善し、HDLコレステロールが増え中性脂肪が減る。動脈硬化の危険因子を減らすことが、心臓リハビリテーションで有酸素運動を勧める理由の一つである。
【各選択肢の解説】
1. 乳酸の蓄積
❌ 誤り。乳酸の蓄積は無酸素性作業閾値(AT)を超える強度で起こる。正しくは、有酸素運動はAT以下の、乳酸がたまらない強度で行う。
❌ 誤り。乳酸の蓄積は無酸素性作業閾値(AT)を超える強度で起こる。正しくは、有酸素運動はAT以下の、乳酸がたまらない強度で行う。
2. 除脂肪体重の増加
❌ 誤り。正しくは、筋量(除脂肪体重)を増やすのは主にレジスタンストレーニングの効果である。有酸素運動の主な効果は運動耐容能の向上と冠危険因子の改善である。
❌ 誤り。正しくは、筋量(除脂肪体重)を増やすのは主にレジスタンストレーニングの効果である。有酸素運動の主な効果は運動耐容能の向上と冠危険因子の改善である。
3. 交感神経活動の亢進
❌ 誤り。正しくは、有酸素運動の継続で安静時の交感神経活動は低下し、副交感神経活動が高まる。これにより安静時心拍数や血圧が下がる。
❌ 誤り。正しくは、有酸素運動の継続で安静時の交感神経活動は低下し、副交感神経活動が高まる。これにより安静時心拍数や血圧が下がる。
4. HDLコレステロールの増加
✅ 正しい。継続した有酸素運動でHDLコレステロールが増え中性脂肪が減り、動脈硬化の進行を抑えて二次予防に役立つ。
✅ 正しい。継続した有酸素運動でHDLコレステロールが増え中性脂肪が減り、動脈硬化の進行を抑えて二次予防に役立つ。
5. 血中カテコラミンの著しい増加
❌ 誤り。カテコラミンの著しい増加は心拍数・血圧・不整脈の危険を高め、望ましくない。正しくは、運動を続けると同じ強度の運動で分泌されるカテコラミンが少なくなる。
❌ 誤り。カテコラミンの著しい増加は心拍数・血圧・不整脈の危険を高め、望ましくない。正しくは、運動を続けると同じ強度の運動で分泌されるカテコラミンが少なくなる。
【試験対策ポイント】
| 効果 | 有酸素運動 | レジスタンス運動 |
|---|---|---|
| 運動耐容能 | 向上 | — |
| 脂質 | HDL↑・中性脂肪↓ | — |
| 安静時の交感神経 | 低下 | — |
| 筋量(除脂肪体重) | — | 増加 |
強度はAT以下(乳酸がたまらない強度)が基本。
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