PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第48問

整形外科学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第48問(整形外科学)の正答は 5 です。

問題
発症が労働衛生環境に関連しないのはどれか。
  1. 1. じん肺
  2. 2. 腰痛症
  3. 3. 頸肩腕症候群
  4. 4. レイノー症候群
  5. 5. 大腿骨頭すべり症 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.9%やさしい

32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 大腿骨頭すべり症

否定設問。大腿骨頭すべり症は、成長期の大腿骨近位骨端線が弱い時期に骨頭が後下方へずれる小児・思春期の股関節疾患で、肥満傾向の男子に多い。作業環境が発症に関わる職業性疾患ではない。


【各選択肢の解説】

1. じん肺
❌ 誤り。鉱山・トンネル工事・石材加工などで粉じんを長く吸い込んで起こる職業性の肺疾患で、じん肺法による健康管理の対象である。正しくはじん肺は発症が労働衛生環境に関連する。
2. 腰痛症
❌ 誤り。重量物の取り扱い・前かがみの姿勢・長時間の同一姿勢などの作業が関わる、代表的な職業性疾患である(介護職の腰痛など)。正しくは腰痛症は発症が労働衛生環境に関連する。
3. 頸肩腕症候群
❌ 誤り。上肢の反復作業やパソコンなどのVDT作業で、頸・肩・腕に痛みやこりが生じる作業関連疾患である。正しくは頸肩腕症候群は発症が労働衛生環境に関連する。
4. レイノー症候群
❌ 誤り。チェーンソーなどの振動工具を長く使う作業者に、手指が白くなるレイノー現象(振動障害、いわゆる白ろう病)として起こる。正しくはレイノー症候群は発症が労働衛生環境に関連する。
5. 大腿骨頭すべり症
✅ 正しい。成長期の骨端線の弱さに肥満などによる負荷が加わって起こる小児・思春期の疾患で、発症は労働環境と関係しない(=正答)。

【試験対策ポイント】

職業性(作業関連)疾患原因となる作業
じん肺粉じんの吸入
振動障害(レイノー現象)振動工具
頸肩腕症候群上肢の反復作業・VDT作業
腰痛重量物・不良姿勢
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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