PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第55問

解剖学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第55問(解剖学)の正答は 1 です。皮膚や筋からの感覚を運ぶ一次ニューロンは偽単極性ニューロンで、その細胞体は脊髄の外にある後根神経節(脊髄神経節)に集まる。

問題
脊髄について正しいのはどれか。
  1. 1. 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。 ✓
  2. 2. 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。
  3. 3. 運動神経細胞は後角にある。
  4. 4. 深部感覚は前索を上行する。
  5. 5. 温痛覚は後索を上行する。

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.8%標準

58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

皮膚や筋からの感覚を運ぶ一次ニューロンは偽単極性ニューロンで、その細胞体は脊髄の外にある後根神経節(脊髄神経節)に集まる。


【各選択肢の解説】

1. 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。
✅ 正しい。偽単極性ニューロンの細胞体が後根神経節にあり、一方の突起が末梢の受容器へ、もう一方が後根を通って脊髄へ入る。
2. 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。
❌ 誤り。正しくは、白質は主に有髄の神経線維(軸索)の束で、神経細胞体が集まっているのは灰白質である。
3. 運動神経細胞は後角にある。
❌ 誤り。正しくは、骨格筋を支配する運動ニューロンの細胞体は前角にある。後角は感覚情報を受け取る部位である。
4. 深部感覚は前索を上行する。
❌ 誤り。正しくは、深部感覚(位置覚・振動覚)は同側の後索(薄束・楔状束)を上行し、延髄で交叉する。
5. 温痛覚は後索を上行する。
❌ 誤り。正しくは、温痛覚は脊髄で交叉したのち反対側の側索(外側脊髄視床路)を上行する。

【試験対策ポイント】

感覚上行する部位交叉する高さ
深部感覚・識別性触覚後索延髄
温痛覚側索(外側脊髄視床路)脊髄

灰白質=細胞体、白質=線維/前角=運動、後角=感覚。

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