第57回 理学療法士国家試験 午後 第57問
解剖学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第57問(解剖学)の正答は 3 です。腎臓は尿をつくるだけでなく内分泌器官でもあり、血液の酸素が少なくなるとエリスロポエチンを分泌して骨髄での赤血球産生を促す。
問題
腎臓について正しいのはどれか。
- 1. 腎錐体は皮質にある。
- 2. 一側の重さは約300gである。
- 3. エリスロポエチンを分泌する。 ✓
- 4. 左腎は右腎より約1.5cm下位にある。
- 5. 安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5%である。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.9%標準
56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — エリスロポエチンを分泌する。
腎臓は尿をつくるだけでなく内分泌器官でもあり、血液の酸素が少なくなるとエリスロポエチンを分泌して骨髄での赤血球産生を促す。腎不全で貧血(腎性貧血)が起こるのはこの分泌が減るためである。
【各選択肢の解説】
1. 腎錐体は皮質にある。
❌ 誤り。正しくは、腎錐体は髄質をつくる構造で、皮質はその外側にあり腎小体(糸球体)が多く集まる。
❌ 誤り。正しくは、腎錐体は髄質をつくる構造で、皮質はその外側にあり腎小体(糸球体)が多く集まる。
2. 一側の重さは約300gである。
❌ 誤り。正しくは、成人の腎臓は一側約120〜150gである。
❌ 誤り。正しくは、成人の腎臓は一側約120〜150gである。
3. エリスロポエチンを分泌する。
✅ 正しい。腎皮質の尿細管周囲の間質細胞が低酸素に反応してエリスロポエチンを産生し、赤血球の産生を促す。
✅ 正しい。腎皮質の尿細管周囲の間質細胞が低酸素に反応してエリスロポエチンを産生し、赤血球の産生を促す。
4. 左腎は右腎より約1.5cm下位にある。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、上に肝臓があるため右腎が左腎よりやや下に位置する。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、上に肝臓があるため右腎が左腎よりやや下に位置する。
5. 安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5%である。
❌ 誤り。正しくは、安静時の腎血流量は心拍出量の約20〜25%で、重さの割に非常に多い。
❌ 誤り。正しくは、安静時の腎血流量は心拍出量の約20〜25%で、重さの割に非常に多い。
【試験対策ポイント】
- 腎臓の内分泌=エリスロポエチン・レニン・活性型ビタミンDの産生
- 重さ約120〜150g/腎血流は心拍出量の約20〜25%
- 右腎が左腎より低い(肝臓があるため)
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