PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第66問

生理学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第66問(生理学)の正答は 1 です。近位尿細管は再吸収の主役だが、H⁺は管腔へ分泌される。

問題
近位尿細管に分泌されるのはどれか。
  1. 1. H⁺ ✓
  2. 2. K⁺
  3. 3. Na⁺
  4. 4. Ca²⁺
  5. 5. HCO₃⁻(重炭酸イオン)

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40.4%難問

47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — H⁺

近位尿細管は再吸収の主役だが、H⁺は管腔へ分泌される。どのイオンが「分泌」でどれが「再吸収」か、どの部位かを見分けさせる問題である。


【各選択肢の解説】

1. H⁺
✅ 正しい。近位尿細管の細胞はNa⁺/H⁺交換輸送体でNa⁺を取り込む代わりにH⁺を管腔へ出す。分泌されたH⁺は管腔のHCO₃⁻と反応し、HCO₃⁻の再吸収につながる。
2. K⁺
❌ 誤り。正しくは、K⁺は近位尿細管では大部分が再吸収され、分泌は主に遠位尿細管・集合管でアルドステロンの作用を受けて行われる。
3. Na⁺
❌ 誤り。正しくは、Na⁺は近位尿細管で糸球体ろ過量の大部分が再吸収される。
4. Ca²⁺
❌ 誤り。正しくは、Ca²⁺は近位尿細管で大部分が再吸収され、遠位尿細管でPTH(副甲状腺ホルモン)による再吸収の調節を受ける。
5. HCO₃⁻(重炭酸イオン)
❌ 誤り。正しくは、HCO₃⁻はろ過されたものの大部分が近位尿細管で再吸収される。

【試験対策ポイント】

物質近位尿細管遠位尿細管・集合管
H⁺分泌分泌
K⁺再吸収分泌(アルドステロン)
Na⁺再吸収再吸収(アルドステロン)
Ca²⁺再吸収再吸収(PTH)
HCO₃⁻再吸収—
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