PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第71問

運動学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 2 です。肩甲骨の上方回旋(関節窩が上を向く動き)には前鋸筋・僧帽筋(上部・下部)が働きます。

問題
肩甲骨の上方回旋に作用する筋はどれか。
  1. 1. 広背筋
  2. 2. 前鋸筋
  3. 3. 菱形筋
  4. 4. 肩甲下筋
  5. 5. 肩甲挙筋

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.5%参考値

13人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 前鋸筋

肩甲骨の上方回旋(関節窩が上を向く動き)には前鋸筋・僧帽筋(上部・下部)が働きます。選択肢では前鋸筋が該当します。


【各選択肢の解説】

1. 広背筋
❌ 誤り。上腕骨に停止し、肩関節の伸展・内転・内旋に働きます。肩甲骨の上方回旋筋ではありません。
2. 前鋸筋
✅ 正しい。肩甲骨を前方へ引き、僧帽筋と協働して上方回旋させます。麻痺で翼状肩甲を生じます。
3. 菱形筋
❌ 誤り。肩甲骨を内側へ引き、下方回旋に働きます。上方回旋とは逆です。
4. 肩甲下筋
❌ 誤り。回旋筋腱板の一つで、上腕骨の内旋に働きます。
5. 肩甲挙筋
❌ 誤り。肩甲骨を挙上し、下方回旋に働きます。

【試験対策ポイント】

肩甲骨の回旋筋は対で覚えます。上方回旋=前鋸筋・僧帽筋(上下部)/下方回旋=菱形筋・肩甲挙筋・小胸筋。上肢挙上には上方回旋が不可欠で、前鋸筋麻痺(長胸神経損傷)では翼状肩甲が起こる点も頻出です。

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