第57回 理学療法士国家試験 午後 第72問
運動学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第72問(運動学)の正答は 4・5 です。膝屈曲と足関節底屈の両方に働くには、膝関節と足関節の両方をまたぐ(大腿骨から起こって踵骨に付く)必要がある。
問題
膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 足の長指屈筋
- 2. 後脛骨筋
- 3. 膝窩筋
- 4. 足底筋 ✓
- 5. 腓腹筋 ✓
正答:4・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.2%標準
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4・5番 — 足底筋・腓腹筋
膝屈曲と足関節底屈の両方に働くには、膝関節と足関節の両方をまたぐ(大腿骨から起こって踵骨に付く)必要がある。起始が大腿骨か下腿骨かで見分ける。
【各選択肢の解説】
1. 足の長指屈筋
❌ 誤り。正しくは、長趾屈筋(国試では長指屈筋)は脛骨後面から起こり、足趾の屈曲と足関節底屈に働く。膝関節はまたがない。
❌ 誤り。正しくは、長趾屈筋(国試では長指屈筋)は脛骨後面から起こり、足趾の屈曲と足関節底屈に働く。膝関節はまたがない。
2. 後脛骨筋
❌ 誤り。正しくは、後脛骨筋は下腿骨間膜・脛骨・腓骨の後面から起こり、足関節底屈・内がえしに働く。膝関節はまたがない。
❌ 誤り。正しくは、後脛骨筋は下腿骨間膜・脛骨・腓骨の後面から起こり、足関節底屈・内がえしに働く。膝関節はまたがない。
3. 膝窩筋
❌ 誤り。正しくは、膝窩筋は大腿骨外側上顆から脛骨後面に付き、膝屈曲と下腿内旋に働く。足関節はまたがない。
❌ 誤り。正しくは、膝窩筋は大腿骨外側上顆から脛骨後面に付き、膝屈曲と下腿内旋に働く。足関節はまたがない。
4. 足底筋
✅ 正しい。足底筋は大腿骨外側上顆付近から起こり、細い腱が踵骨腱(アキレス腱)に合流する。膝と足関節の両方をまたぐため、膝屈曲・足関節底屈を補助する。
✅ 正しい。足底筋は大腿骨外側上顆付近から起こり、細い腱が踵骨腱(アキレス腱)に合流する。膝と足関節の両方をまたぐため、膝屈曲・足関節底屈を補助する。
5. 腓腹筋
✅ 正しい。腓腹筋は大腿骨の内側・外側上顆から起こり、踵骨腱を介して踵骨隆起に付く二関節筋である。膝屈曲と足関節底屈の両方に働く。
✅ 正しい。腓腹筋は大腿骨の内側・外側上顆から起こり、踵骨腱を介して踵骨隆起に付く二関節筋である。膝屈曲と足関節底屈の両方に働く。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 起始 | 膝屈曲 | 足関節底屈 |
|---|---|---|---|
| 腓腹筋 | 大腿骨内・外側上顆 | ○ | ○ |
| 足底筋 | 大腿骨外側上顆付近 | ○ | ○ |
| ヒラメ筋 | 脛骨・腓骨 | × | ○ |
| 膝窩筋 | 大腿骨外側上顆 | ○ | × |
- 膝屈曲位では腓腹筋がゆるみ、底屈は主にヒラメ筋が担う
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