PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第86問

整形外科学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第86問(整形外科学)の正答は 4 です。高齢者の大腿骨近位部骨折は、骨粗鬆症を背景に転倒で生じることがほとんどです。

問題
高齢者の大腿骨近位部骨折について正しいのはどれか。
  1. 1. 男性に多い。
  2. 2. 骨転位は稀である。
  3. 3. 骨頭壊死は生じない。
  4. 4. 認知症は危険因子である。
  5. 5. 発生原因は交通事故が最も多い。

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.7%参考値

11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 認知症は危険因子である。

高齢者の大腿骨近位部骨折は、骨粗鬆症を背景に転倒で生じることがほとんどです。認知症は転倒リスクを高める危険因子であり、骨折発生に関与します。


【各選択肢の解説】

1. 男性に多い。
❌ 誤り。骨粗鬆症が多い高齢女性に圧倒的に多い。
2. 骨転位は稀である。
❌ 誤り。骨頸部・転子部とも転位を伴うことが多く、観血的治療が必要になることが多い。
3. 骨頭壊死は生じない。
❌ 誤り。とくに頸部内側骨折では血行が途絶し、骨頭壊死を生じやすい。
4. 認知症は危険因子である。
✅ 正しい。認知症は判断力・注意力の低下から転倒を招き、骨折の危険因子となる。
5. 発生原因は交通事故が最も多い。
❌ 誤り。最も多い原因は転倒で、軽微な外力でも骨折する。

【試験対策ポイント】

大腿骨近位部骨折は高齢女性・骨粗鬆症・転倒がキーワード。頸部骨折(関節包内)は血行障害で骨頭壊死・偽関節が起こりやすく人工骨頭置換が選ばれやすい一方、転子部骨折(関節包外)は骨接合術が中心です。早期離床と転倒予防(環境調整・筋力強化)がPTの要点です。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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