第57回 理学療法士国家試験 午後 第94問
内科学・臨床医学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第94問(内科学・臨床医学)の正答は 3 です。副甲状腺ホルモン(PTH)が低下すると血中カルシウムが下がり、神経筋の興奮性が高まってテタニー(手足のしびれ・筋けいれん)を生じます。
問題
症候と内分泌異常の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 先端巨大症 ── 下垂体前葉ホルモン欠損
- 2. 中心性肥満 ── 副腎皮質機能低下
- 3. テタニー ── 副甲状腺機能低下 ✓
- 4. 尿崩症 ── 抗利尿ホルモン分泌亢進
- 5. 頻脈 ── 甲状腺機能低下
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
14人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — テタニー ── 副甲状腺機能低下
副甲状腺ホルモン(PTH)が低下すると血中カルシウムが下がり、神経筋の興奮性が高まってテタニー(手足のしびれ・筋けいれん)を生じます。組合せとして正しい唯一の選択肢です。
【各選択肢の解説】
1. 先端巨大症 ── 下垂体前葉ホルモン欠損
❌ 誤り。先端巨大症は成長ホルモンの過剰で生じる(欠損ではない)。
❌ 誤り。先端巨大症は成長ホルモンの過剰で生じる(欠損ではない)。
2. 中心性肥満 ── 副腎皮質機能低下
❌ 誤り。中心性肥満(満月様顔貌・水牛様脂肪)は副腎皮質ホルモンの過剰(Cushing症候群)で生じる。
❌ 誤り。中心性肥満(満月様顔貌・水牛様脂肪)は副腎皮質ホルモンの過剰(Cushing症候群)で生じる。
3. テタニー ── 副甲状腺機能低下
✅ 正しい。PTH低下→低Ca血症→神経筋興奮性亢進でテタニーが起こる。
✅ 正しい。PTH低下→低Ca血症→神経筋興奮性亢進でテタニーが起こる。
4. 尿崩症 ── 抗利尿ホルモン分泌亢進
❌ 誤り。尿崩症は抗利尿ホルモン(ADH)の低下・作用不全で多尿となる(亢進ではない)。
❌ 誤り。尿崩症は抗利尿ホルモン(ADH)の低下・作用不全で多尿となる(亢進ではない)。
5. 頻脈 ── 甲状腺機能低下
❌ 誤り。頻脈は甲状腺機能亢進(バセドウ病)でみられる。低下では徐脈となる。
❌ 誤り。頻脈は甲状腺機能亢進(バセドウ病)でみられる。低下では徐脈となる。
【試験対策ポイント】
ホルモン異常は「過剰か低下か」を必ず確認します。先端巨大症=GH過剰、Cushing=コルチゾール過剰(中心性肥満)、尿崩症=ADH低下(多尿)、バセドウ=甲状腺ホルモン過剰(頻脈・体重減少)。低Ca血症(副甲状腺機能低下)=テタニー、高Ca血症=筋力低下と対比して覚えましょう。
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