第58回 理学療法士国家試験 午前 第12問
神経疾患理学療法第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第12問(神経疾患理学療法)の正答は 2 です。GMFCS(粗大運動能力分類システム)は脳性麻痺児の粗大運動を5段階で分類する。
問題
5歳6か月の男児。脳性麻痺。歩行補助具を用いず屋外歩行が可能であるが、階段昇降時は手すりを必要とする。GMFCSのレベルはどれか。
- 1. Ⅰ
- 2. Ⅱ ✓
- 3. Ⅲ
- 4. Ⅳ
- 5. Ⅴ
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%参考値
11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — Ⅱ
GMFCS(粗大運動能力分類システム)は脳性麻痺児の粗大運動を5段階で分類する。歩行補助具なしで屋外歩行が可能だが、階段では手すりを要する=歩行能力に制限があるレベルがレベルⅡに相当する。
【各選択肢の解説】
1. Ⅰ
❌ 誤り。制限なく歩行し、階段も手すりなしで昇降可能。本例は手すりを要するため該当しない。
❌ 誤り。制限なく歩行し、階段も手すりなしで昇降可能。本例は手すりを要するため該当しない。
2. Ⅱ
✅ 正しい。歩行補助具なしで歩けるが、階段で手すりを要するなど運動に制限がある状態に合致する。
✅ 正しい。歩行補助具なしで歩けるが、階段で手すりを要するなど運動に制限がある状態に合致する。
3. Ⅲ
❌ 誤り。歩行補助具(手持ち型移動具)を用いて歩行するレベル。本例は補助具不要のため上位。
❌ 誤り。歩行補助具(手持ち型移動具)を用いて歩行するレベル。本例は補助具不要のため上位。
4. Ⅳ
❌ 誤り。自力移動が制限され電動移動や介助を要するレベルで、本例より重度。
❌ 誤り。自力移動が制限され電動移動や介助を要するレベルで、本例より重度。
5. Ⅴ
❌ 誤り。手動車椅子でも移動が著しく制限される最重度。本例とは大きく異なる。
❌ 誤り。手動車椅子でも移動が著しく制限される最重度。本例とは大きく異なる。
【試験対策ポイント】
GMFCSの目安:Ⅰ=制限なし/Ⅱ=歩行可だが制限あり(階段で手すり・補助具なし)/Ⅲ=手持ち補助具で歩行/Ⅳ=介助・電動移動/Ⅴ=最重度。年齢帯ごとに基準があるが、「補助具の要否」「階段の手すり」「車椅子の要否」がレベル判定の決め手。
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