第58回 理学療法士国家試験 午前 第53問
解剖学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第53問(解剖学)の正答は 5 です。閉鎖神経は腰神経叢(L2〜L4)から出て、骨盤の閉鎖管を通って大腿内側に出る。
問題
閉鎖神経で正しいのはどれか。
- 1. 第1仙髄神経根からの線維を含む。
- 2. 大腿外側の表在覚を支配する。
- 3. 仙骨神経叢から分岐する。
- 4. 坐骨切痕を通る。
- 5. 薄筋を支配する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.6%やさしい
67人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 薄筋を支配する。
閉鎖神経は腰神経叢(L2〜L4)から出て、骨盤の閉鎖管を通って大腿内側に出る。支配するのは大腿の内転筋群(長内転筋・短内転筋・大内転筋・薄筋・外閉鎖筋)と大腿内側の皮膚である。薄筋はこの内転筋群に含まれる。
【各選択肢の解説】
1. 第1仙髄神経根からの線維を含む。
❌ 誤り。仙髄の線維は含まない。正しくは、L2〜L4の神経根から起こる。
❌ 誤り。仙髄の線維は含まない。正しくは、L2〜L4の神経根から起こる。
2. 大腿外側の表在覚を支配する。
❌ 誤り。大腿外側の皮膚は外側大腿皮神経の支配である。正しくは、閉鎖神経の皮枝は大腿内側の皮膚を支配する。
❌ 誤り。大腿外側の皮膚は外側大腿皮神経の支配である。正しくは、閉鎖神経の皮枝は大腿内側の皮膚を支配する。
3. 仙骨神経叢から分岐する。
❌ 誤り。仙骨神経叢から出るのは坐骨神経などである。正しくは、閉鎖神経は腰神経叢から分岐する。
❌ 誤り。仙骨神経叢から出るのは坐骨神経などである。正しくは、閉鎖神経は腰神経叢から分岐する。
4. 坐骨切痕を通る。
❌ 誤り。大坐骨切痕(大坐骨孔)を通るのは坐骨神経・上殿神経・下殿神経などである。正しくは、閉鎖神経は閉鎖孔(閉鎖管)を通る。
❌ 誤り。大坐骨切痕(大坐骨孔)を通るのは坐骨神経・上殿神経・下殿神経などである。正しくは、閉鎖神経は閉鎖孔(閉鎖管)を通る。
5. 薄筋を支配する。
✅ 正しい(=正答)。薄筋は大腿内側の最も浅い内転筋で、ほかの内転筋群と同じく閉鎖神経の支配を受ける。
✅ 正しい(=正答)。薄筋は大腿内側の最も浅い内転筋で、ほかの内転筋群と同じく閉鎖神経の支配を受ける。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 神経叢 | 通り道 | 主な支配 |
|---|---|---|---|
| 大腿神経 | 腰神経叢 | 筋裂孔 | 大腿四頭筋・大腿前面の皮膚 |
| 閉鎖神経 | 腰神経叢 | 閉鎖管 | 内転筋群・大腿内側の皮膚 |
| 坐骨神経 | 仙骨神経叢 | 大坐骨孔 | ハムストリングス・下腿と足 |
大内転筋は閉鎖神経と坐骨神経(脛骨神経部)の二重支配。
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