第58回 理学療法士国家試験 午前 第61問
生理学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第61問(生理学)の正答は 3 です。細胞小器官とその働きの対応を問う問題。
問題
細胞内小器官の働きで正しいのはどれか。
- 1. 中心小体は転写を開始する。
- 2. リソゾームはATPを合成する。
- 3. 粗面小胞体で蛋白質が合成される。 ✓
- 4. Golgi装置で細胞内の物質を分解する。
- 5. ミトコンドリアは細胞分裂において染色体の分離を担う。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.3%標準
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 粗面小胞体で蛋白質が合成される。
細胞小器官とその働きの対応を問う問題。粗面小胞体は表面にリボソームが付着しており、そこで分泌蛋白や膜蛋白が合成される。
【各選択肢の解説】
1. 中心小体は転写を開始する。
❌ 誤り。転写(DNAからmRNAを作る過程)は核の中で行われる。正しくは、中心小体は細胞分裂のときに紡錘体形成の起点となる。
❌ 誤り。転写(DNAからmRNAを作る過程)は核の中で行われる。正しくは、中心小体は細胞分裂のときに紡錘体形成の起点となる。
2. リソゾームはATPを合成する。
❌ 誤り。正しくは、ATPを主に合成するのはミトコンドリアで、リソゾームは加水分解酵素を含み物質を分解する。
❌ 誤り。正しくは、ATPを主に合成するのはミトコンドリアで、リソゾームは加水分解酵素を含み物質を分解する。
3. 粗面小胞体で蛋白質が合成される。
✅ 正しい。(=正答)表面に付着したリボソームで翻訳された蛋白質が小胞体の内腔に入り、折りたたみや修飾を受けてGolgi装置へ送られる。
✅ 正しい。(=正答)表面に付着したリボソームで翻訳された蛋白質が小胞体の内腔に入り、折りたたみや修飾を受けてGolgi装置へ送られる。
4. Golgi装置で細胞内の物質を分解する。
❌ 誤り。正しくは、Golgi装置は小胞体から届いた蛋白質の修飾・選別・輸送(分泌)を担い、分解はリソゾームの働きである。
❌ 誤り。正しくは、Golgi装置は小胞体から届いた蛋白質の修飾・選別・輸送(分泌)を担い、分解はリソゾームの働きである。
5. ミトコンドリアは細胞分裂において染色体の分離を担う。
❌ 誤り。正しくは、染色体を分離するのは中心体を起点とする紡錘体で、ミトコンドリアはATP産生の場である。
❌ 誤り。正しくは、染色体を分離するのは中心体を起点とする紡錘体で、ミトコンドリアはATP産生の場である。
【試験対策ポイント】
| 小器官 | 主な働き |
|---|---|
| 核 | DNAの複製・転写 |
| 粗面小胞体 | 蛋白質の合成 |
| 滑面小胞体 | 脂質・ステロイドの合成 |
| Golgi装置 | 修飾・選別・輸送 |
| リソゾーム | 加水分解による分解 |
| ミトコンドリア | ATP産生 |
| 中心体(中心小体) | 紡錘体形成 |
働きを別の小器官に入れ替えて誤りの肢を作るのが典型。
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