第58回 理学療法士国家試験 午前 第78問
臨床心理学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第78問(臨床心理学)の正答は 3 です。防衛機制の名前と中身の対応を問う問題。
問題
性的な欲動をコントロールするために、性的なことを理論的に分析しようとする防衛機制はどれか。
- 1. 抑圧
- 2. 行動化
- 3. 知性化 ✓
- 4. 反動形成
- 5. スプリッティング
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.3%やさしい
44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 知性化
防衛機制の名前と中身の対応を問う問題。受け入れがたい欲動や感情を、理屈や知的な分析で扱うことで、その感情を直接味わわずにすませるのが知性化である。
【各選択肢の解説】
1. 抑圧
❌ 誤り。正しくは、抑圧は受け入れがたい欲動や記憶を無意識に押しとどめ、意識に上らせない機制である。
❌ 誤り。正しくは、抑圧は受け入れがたい欲動や記憶を無意識に押しとどめ、意識に上らせない機制である。
2. 行動化
❌ 誤り。正しくは、行動化(アクティングアウト)は内面の葛藤を言葉にせず、衝動的な行動として表してしまうことである。
❌ 誤り。正しくは、行動化(アクティングアウト)は内面の葛藤を言葉にせず、衝動的な行動として表してしまうことである。
3. 知性化
✅ 正しい。(=正答)性的な欲動を理論的に分析することで、欲動に伴う感情から距離を取り、不安を抑えている。
✅ 正しい。(=正答)性的な欲動を理論的に分析することで、欲動に伴う感情から距離を取り、不安を抑えている。
4. 反動形成
❌ 誤り。正しくは、反動形成は本当の欲動と正反対の態度や行動をとること(例:嫌いな相手に過度に親切にする)である。
❌ 誤り。正しくは、反動形成は本当の欲動と正反対の態度や行動をとること(例:嫌いな相手に過度に親切にする)である。
5. スプリッティング
❌ 誤り。正しくは、スプリッティング(分裂)は対象を「すべて良い」か「すべて悪い」かに分けてしまう原始的な防衛機制で、境界性パーソナリティ障害でよくみられる。
❌ 誤り。正しくは、スプリッティング(分裂)は対象を「すべて良い」か「すべて悪い」かに分けてしまう原始的な防衛機制で、境界性パーソナリティ障害でよくみられる。
【試験対策ポイント】
| 防衛機制 | 中身 |
|---|---|
| 抑圧 | 意識から締め出す |
| 知性化 | 理屈・分析で感情を遠ざける |
| 合理化 | もっともらしい理由をつける |
| 反動形成 | 正反対の態度をとる |
| 昇華 | 社会的に認められる形に向ける |
| 行動化 | 葛藤を行動で表す |
| スプリッティング | 良い・悪いに二分する |
知性化(理屈で感情を避ける)と合理化(言い訳をつける)は取り違えやすい。
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