第58回 理学療法士国家試験 午後 第24問
生理学第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第24問(生理学)の正答は 5 です。頭痛は、脳を包む膜や血管・骨膜にある侵害受容器が刺激されて起こる。
問題
頭痛を感じる痛覚受容器が存在しないのはどれか。
- 1. 硬膜
- 2. 脳動脈
- 3. 脳軟膜
- 4. 頭蓋骨膜
- 5. 大脳皮質 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 34.1%難問
44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 大脳皮質
頭痛は、脳を包む膜や血管・骨膜にある侵害受容器が刺激されて起こる。脳実質(大脳皮質)そのものには痛覚の受容器がないため、脳を直接触れても痛みは生じない。開頭後に覚醒したまま行う手術が可能なのはこのためである。
【各選択肢の解説】
1. 硬膜
❌ 誤り。硬膜(特に静脈洞の周囲や頭蓋底部)には三叉神経などの感覚線維が分布し、牽引や炎症で頭痛を生じる。正しくは、硬膜には痛覚受容器が存在する。
❌ 誤り。硬膜(特に静脈洞の周囲や頭蓋底部)には三叉神経などの感覚線維が分布し、牽引や炎症で頭痛を生じる。正しくは、硬膜には痛覚受容器が存在する。
2. 脳動脈
❌ 誤り。脳底部の太い動脈の壁には感覚線維が分布し、拡張や牽引が頭痛の原因になる。正しくは、脳動脈には痛覚受容器が存在する。
❌ 誤り。脳底部の太い動脈の壁には感覚線維が分布し、拡張や牽引が頭痛の原因になる。正しくは、脳動脈には痛覚受容器が存在する。
3. 脳軟膜
❌ 誤り。軟膜には脳表の動脈が走り、その血管周囲に三叉神経の感覚線維が分布して頭痛の発生に関わる。正しくは、脳軟膜(の血管周囲)には痛覚受容器が存在する。
❌ 誤り。軟膜には脳表の動脈が走り、その血管周囲に三叉神経の感覚線維が分布して頭痛の発生に関わる。正しくは、脳軟膜(の血管周囲)には痛覚受容器が存在する。
4. 頭蓋骨膜
❌ 誤り。頭蓋の骨膜は頭皮などとともに痛みを感じる頭蓋外の構造である。正しくは、頭蓋骨膜には痛覚受容器が存在する。
❌ 誤り。頭蓋の骨膜は頭皮などとともに痛みを感じる頭蓋外の構造である。正しくは、頭蓋骨膜には痛覚受容器が存在する。
5. 大脳皮質
✅ 正しい。大脳皮質を含む脳実質には痛覚受容器がなく、脳実質そのものは痛みを感じない(=正答)。
✅ 正しい。大脳皮質を含む脳実質には痛覚受容器がなく、脳実質そのものは痛みを感じない(=正答)。
【試験対策ポイント】
- 痛みを感じる:硬膜・脳血管(脳底部の動脈・静脈洞)・頭皮・骨膜・頸部の筋など、脳を包む・養う構造
- 痛みを感じない:脳実質(大脳皮質)
- 頭痛の原因は「脳そのもの」ではなく「膜・血管の牽引や炎症」と押さえる
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